新宮市議会 > 2022-03-01 >
03月01日-01号

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  1. 新宮市議会 2022-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 4年  3月 定例会          令和4年3月新宮市議会定例会会議録             第1日(令和4年3月1日)---------------------------------------議員定数15名、現在員13名、出席議員13名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  大石元則君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 令和4年3月1日 午前10時開会     議長報告(文書報告)      1 産婦人科医師の派遣を求める要望活動      2 令和4年新宮周辺広域市町村圏事務組合議会第1回定例会 日程1 議会運営委員会委員長報告 日程2 会期決定について 日程3 会議録署名議員の指名 日程4 諸報告(文書報告)      1 例月出納検査の結果について 報告2件(地方自治法第235条の2第3項)      2 定期監査の結果について(地方自治法第199条第9項) 日程5 市報告(文書報告)      1 公設市場経過報告      2 新宮港経過報告 日程6 議案第14号 新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金条例 日程7 議案第15号 新宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例 日程8 議案第16号 新宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程9 議案第17号 新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例 日程10 議案第18号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程11 議案第19号 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程12 議案第20号 新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程13 議案第21号 新宮市消防団設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程14 議案第22号 新宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 日程15 議案第23号 新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例 日程16 議案第24号 令和3年度新宮市一般会計補正予算(第13号) 日程17 議案第25号 令和3年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程18 議案第26号 令和3年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程19 議案第27号 令和3年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号) 日程20 議案第28号 権利の放棄について 日程21 議案第29号 令和3年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号) 日程22 議案第30号 辺地総合整備計画の変更について 日程23 議案第31号 市道路線の認定について 日程24 議案第32号 市道路線の変更について 日程25 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について 日程26 議案第2号 令和4年度新宮市一般会計予算 日程27 議案第3号 令和4年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程28 議案第4号 令和4年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程29 議案第5号 令和4年度新宮市介護保険特別会計予算 日程30 議案第6号 令和4年度新宮市と畜場特別会計予算 日程31 議案第7号 令和4年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程32 議案第8号 令和4年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程33 議案第9号 令和4年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程34 議案第10号 令和4年度新宮市土地取得特別会計予算 日程35 議案第11号 令和4年度新宮市水道事業会計予算 日程36 議案第12号 令和4年度新宮市簡易水道事業会計予算 日程37 議案第13号 令和4年度新宮市立医療センター病院事業会計予算---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議会運営委員会委員長報告から 日程26 議案第2号 令和4年度新宮市一般会計予算まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           下  基君               商工観光課長           峪中直樹君               総務部               部長               稗田 明君               次長兼人権政策課長        南  守君               参事兼防災対策課長        竹田和之君               総務課長             赤木博伯君               財政課長             小林広樹君               税務課長             木田和彦君               市民生活部               部長               西山和視君               市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長                                南 拓也君               生活環境課長           竹田和博君               クリーンセンター長        池ノ本要一君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        北畑直子君               新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長                                山下泰司君               次長兼健康長寿課長        中上清之君               健康長寿課主幹          萩原桂二君               健康長寿課企画員         辻本美恵君               福祉課長             前地秀高君               子育て推進課長          梶田卓哉君               保健センター長          福本良英君               建設農林部               部長               平見良太君               都市建設課長           木村雅洋君               管理課長             岩上賢志君               農林水産課長兼農業委員会事務局長 下路 拓君               熊野川行政局               住民生活課長           勢古口千賀子君               医療センター               事務長              奥  靖君               庶務課長             岡本真治君               消防本部               庶務課長             中家茂樹君               予防課長             古根川喜一君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               尾崎正幸君               次長兼教育政策課長        澤原謙二君               文化振興課長           栗林圭一君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第1日(令和4年3月1日)--------------------------------------- △開会 午前10時00分 △開会及び開議の宣告 ○議長(榎本鉄也君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は13名であります。 定足数に達しておりますので、ただいまより令和4年3月新宮市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 この際、御報告いたします。 閉会中の昨日2月28日付をもって、前田賢一議員から議員辞職願が提出され、地方自治法第126条の規定により、議長において同日付でこれを許可いたしました。 なお、前田議員の辞職に伴い、熊野川対策特別委員会委員に欠員が生じたため、委員会条例第8条第2項の規定により5番、岡崎議員を指名選任いたします。また、同条例第8条第3項の規定により3番、大石議員を総務建設委員から教育民生委員へ委員会の所属を変更いたしましたので、御了承願います。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(榎本鉄也君)  今期定例会招集に当たりまして、田岡市長から挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君) (登壇) 3月定例会開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位には定例会に御出席賜りましたこと誠にありがとうございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染症でありますが、昨日の2月28日の発表では41日ぶりに和歌山県下で200人を下回り199人ということでございました。第6波のピークは越えたものと思われますが、まだまだ予断は許されません。引き続き、市民の皆様に感染症対策をしっかりと呼びかけて一日も早い収束に向けて努力したいというふうに思ってございますので、また共によろしくお願いを申し上げます。 3月議会は、新年度の予算を審議いただく一番重要な議会だというふうに思ってございます。令和4年度の施策等は後ほどの予算大綱にて御説明をさせていただきますが、昨年の10月の市長選において市民の皆様にお約束をさせていただきました主に三つの公約、公立小中学校の給食費の無料化、また防災行政無線の戸別受信機の無償貸与、また常設エコ広場の設置、いずれも新年度予算に反映させていただいてございます。どうか慎重審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げたいと思います。 それでは、今定例会に条例10件、予算17件、その他として5件の計32件の議案を提出させていただいております。長丁場の会議になると思いますが、どうかよろしくお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(榎本鉄也君)  市長の挨拶を終わります。--------------------------------------- △議長報告 ○議長(榎本鉄也君)  次に、議長報告をいたします。 別紙にて配付いたしたとおり、文書報告として2件の概要報告であります。御了承願います。--------------------------------------- △日程1 議会運営委員会委員長報告 ○議長(榎本鉄也君)  日程に入ります。 日程1、議会運営委員会委員長報告を行います。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (登壇) おはようございます。 議会運営委員会委員長報告を行います。 令和4年3月定例会に先立ちまして、去る2月24日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。 会期につきましては、本日より3月24日までの24日間とすることに決定いたしました。 日程といたしましては、お手元に配付しておりますように、まず本日は、会期決定、会議録署名議員の指名、諸報告、市報告の後、当局議案を一括上程し、市長から令和4年度予算大綱の説明を受けます。大綱説明後、条例、補正予算及び令和4年度予算等の当局議案32件を順次議題とし、提案説明、質疑を行い、委員会付託等を行います。 なお、議案の取扱いにつきましては、お手元に配付のとおりであります。 明日2日と3日は引き続き議案審議のため本会議を予定しております。4日から7日までは補正予算等の委員会審査並びに議案調査のため休会の予定であります。8日に再開し10日までの3日間の予定で一般質問を行い、終了後補正予算等の委員長報告、質疑、討論、採決を行います。11日から23日までは条例及び令和4年度予算等の委員会審査等のため休会の予定であります。24日に再開し委員長報告、質疑、討論、採決を行い、本定例会を終了いたしたいと思います。議員各位の御協力をお願い申し上げます。 以上で議会運営委員会委員長報告を終わらせていただきます。 ○議長(榎本鉄也君)  以上で報告を終わります。--------------------------------------- △日程2 会期決定について ○議長(榎本鉄也君)  日程2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から3月24日までの24日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から3月24日までの24日間と決定いたしました。 なお、この際御報告いたします。今期定例会の一般質問は、3月8日から予定しておりますので、一般質問の通告期日を明日3月2日午後3時までと定めます。 通告書につきましては、質問の要旨を御記入の上、文書で御通告願います。--------------------------------------- △日程3 会議録署名議員の指名 ○議長(榎本鉄也君)  日程3、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は議長において、1番、大西議員及び14番、屋敷議員を指名いたします。--------------------------------------- △日程4 諸報告
    ○議長(榎本鉄也君)  日程4、諸報告を議題といたします。 番号1は、文書報告として、例月出納検査の結果について報告2件であります。 番号2は、定期監査の結果についてであります。御了承願います。--------------------------------------- △日程5 市報告 ○議長(榎本鉄也君)  日程5、市報告を議題といたします。 市報告は文書報告として、公設市場経過報告及び新宮港経過報告の2件であります。御了承願います。--------------------------------------- △日程6 議案第14号 新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金条例 △日程7 議案第15号 新宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例 △日程8 議案第16号 新宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 △日程9 議案第17号 新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例 △日程10 議案第18号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 △日程11 議案第19号 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 △日程12 議案第20号 新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 △日程13 議案第21号 新宮市消防団設置等に関する条例の一部を改正する条例 △日程14 議案第22号 新宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 △日程15 議案第23号 新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例 △日程16 議案第24号 令和3年度新宮市一般会計補正予算(第13号) △日程17 議案第25号 令和3年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) △日程18 議案第26号 令和3年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号) △日程19 議案第27号 令和3年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号) △日程20 議案第28号 権利の放棄について △日程21 議案第29号 令和3年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号) △日程22 議案第30号 辺地総合整備計画の変更について △日程23 議案第31号 市道路線の認定について △日程24 議案第32号 市道路線の変更について △日程25 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について △日程26 議案第2号 令和4年度新宮市一般会計予算 △日程27 議案第3号 令和4年度新宮市国民健康保険特別会計予算 △日程28 議案第4号 令和4年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 △日程29 議案第5号 令和4年度新宮市介護保険特別会計予算 △日程30 議案第6号 令和4年度新宮市と畜場特別会計予算 △日程31 議案第7号 令和4年度新宮市駐車場事業特別会計予算 △日程32 議案第8号 令和4年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 △日程33 議案第9号 令和4年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 △日程34 議案第10号 令和4年度新宮市土地取得特別会計予算 △日程35 議案第11号 令和4年度新宮市水道事業会計予算 △日程36 議案第12号 令和4年度新宮市簡易水道事業会計予算 △日程37 議案第13号 令和4年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 ○議長(榎本鉄也君)  日程6、議案第14号から日程37、議案第13号までの32件を一括上程いたします。 ただいまから慣例によりまして、田岡市長に予算大綱について説明を求めます。 田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君) (登壇) それでは、令和4年度予算大綱を申し上げさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。 1、所信。 本3月定例会で、令和4年度予算案及び諸議案の御審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 初めに、私は市長に就任した1期目当初から「市政は市民のためにあり」を基本理念とし、全力で市勢発展に努めてまいりました。4期目となるこの4年間におきましても、初心を忘れることなく、渾身の力で市民に寄り添った諸事業に取り組んでいく所存であります。 また昨年、ビッグプロジェクトである文化複合施設丹鶴ホールが完成し、これまで続いてきた大型建設事業も一区切りを迎えたことから、今後はハード事業からソフト事業への転換を図ってまいります。 さらに、令和4年度におきましては、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた対応も必要となり、まずはワクチン接種を進めるなど感染予防対策を基本とし、併せて逼迫する市内経済の回復や市民生活の下支えとなる事業など、住民ニーズを的確に捉えながらしっかりと取り組んでまいります。 令和4年度の予算は、以上の要点を踏まえるとともに、第2次新宮市総合計画を基本に編成しておりますが、集客や人事交流を伴うイベント系事業に関しましては、今後のコロナ感染症の状況を勘案し、一部当初予算には組み入れず、開催する折に補正対応を検討することとしております。 それでは、令和4年度当初予算に係る骨子となる主な項目を御説明いたします。 初めに「災害に強いまちづくり」についてですが、本年も自然災害から一人の犠牲者も出さないという強い信念の下、自助・共助・公助における連携を強化し、職員一丸となって防災対策に取り組んでまいります。また本年、新たに着手する事業としまして、まず防災行政無線放送の「聞こえない」を少しでも解消するため、電話やメールなどでも情報を受け取ることのできない高齢者や障害者世帯の方々を対象に戸別受信機の無償貸与を開始します。 次に、防災をはじめ、防犯・防火上においても住環境に悪影響を及ぼすおそれのある老朽化した空き家の除却を促進していくため、不良空家除却補助金を創設します。その他、中核避難所や防災拠点施設の充実を進めるとともに、住宅の耐震改修やブロック塀等の除去・改修における事業の拡充を行います。あわせて、道路・上水道・排水ポンプ等のインフラ整備も継続的に実施し、さらなる地域防災力の向上を図ってまいります。 次に、「安全で快適な生活環境の確保」についてですが、従来のエコ広場方式は継続しつつ、さらに市民の利便性を向上させるため、ふれ愛収集の積極的な活用を周知するとともに、役所開庁日の時間帯にいつでも利用することができる常設のエコ広場を新たに開設いたします。 次に、「子育て環境の充実」についてですが、令和4年度からの新たな施策として公立小中学校における学校給食費を完全無償化とするなど、子育て世代を強くサポートしていくこととします。 次に、「地域の支え合いの推進」及び「健康的な暮らしの推進」につきましては、保健、福祉、介護、医療の各機関との連携強化を維持し、引き続き、地域共生社会の構築に向けた取組を進めます。また、本年におきましても新型コロナウイルス感染予防対策が重要課題となることから、3回目ワクチン接種の推進をはじめ、市民に不安、混乱を与えぬよう的確な情報発信に努めながらコロナ対策関連業務に取り組んでまいります。 次に、「地域産業の活力増進」及び「観光振興の推進」につきましては、コロナの影響により、依然市内経済の冷え込みが懸念されるため、昨年に引き続きプレミアム付商品券の発行販売を行い、市内消費による地域内循環を推進してまいります。また、観光振興につきましては、当面はマイクロツーリズム(近場旅行)やサイクルツーリズム(電動自転車を活用したまちなか周遊観光)などに取り組むとともに、アフターコロナに備えた情報発信に努めてまいります。 次に、「熊野文化の活用」についてですが、昨年完成した文化複合施設丹鶴ホールでは、これまでオープニングイヤーと位置づける各種イベントが開催され、好評の声をいただいているところであります。オープニングイヤー後期となる今後も、多くの人が集まり熊野文化の拠点施設となるよう、創意工夫した事業展開を図るとともに、管理運営面においてもしっかりと取り組んでまいります。 次に、「基幹道路・公共交通網の充実」については、先般、紀伊半島一周高速道路の串本から太地間の起工式が行われるなど、着実に事業が進んでおりますが、紀南延伸における一日も早い完成に向け、国・県への要望を続けてまいります。 また、市道部分においては、通行時の安全性や快適性の向上を図るため、引き続き老朽化が著しい路線の舗装工事を重点的に行います。なお、公共交通の再編につきましては、昨年度より高田地域の再編に着手しており、本年も地域に合った持続可能な交通体系の実現に向け取組を進めることとしております。 最後に、「健全な行財政運営」についてですが、新宮市行財政改革プログラムを指針として、さらなる歳入確保や歳出抑制に取り組んでまいります。国・県の補助制度や起債など有利な財源を獲得することはもとより、ふるさと納税などの収入拡大に向けた取組についても積極的に行ってまいります。 以上、一端ではありますが、今後の市政に臨む私の所信とさせていただきます。市民の誰もが夢と希望を持ち、このまちに住んでよかった、住み続けたいと強く思っていただける魅力あるまちづくりを今後も展開してまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 2、施策の大綱と市政の方向。 続いて、施策の大綱と市政の方向について御説明いたします。 令和4年度予算案の概要につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の予算総額は360億3,904万円で、前年度と比較して3.4%の増であります。 会計別では、一般会計が169億6,696万5,000円で、前年度と比較して2.3%の増であります。特別会計につきましては87億2,512万4,000円で、前年度と比較して0.1%の減であります。企業会計につきましては、水道事業会計が12億8,141万8,000円で、前年度と比較して6.4%の増、簡易水道事業会計は1億7,311万5,000円で、前年度と比較して3.9%の増となっています。また、病院事業会計につきましては88億9,241万8,000円で、前年度と比較して9.2%の増となっております。 以下、令和4年度予算案の主な事業と取組について申し上げます。 まず、商工業の振興につきましては、店舗や商店街、雇用を支援する例年の取組を継続するほか、コロナ禍における経済対策として、令和4年度もプレミアム付商品券の発行販売を行います。 観光振興につきましては、昨年からのマイクロツーリズム(近場旅行)の推進に加え、まちなか観光の新しいスタイルとして、電動自転車(Eバイク)を活用したサイクルツーリズムの推進に取り組みます。 なお、花火大会、秋まつり、忠度まつりなど、一部の行事につきましては、コロナ感染症の状況が不透明なため当初予算への計上は見送り、適宜開催を検討の上、補正対応することとします。 消費生活関連につきましては、コロナに関する詐欺をはじめ、年々多様化する消費者トラブルの現状を踏まえ、引き続き警察機関との連携を強化するとともに、相談体制も維持していきます。 新宮港湾関係につきましては、港湾内に立地した誘致企業を中心にフォローアップを行うなど、雇用の維持や産業の活性化に向けた取組を推進します。また、安心・安全で親しみのある新宮港を目指し、適切な施設の維持管理に努めます。 クルーズ振興につきましては、コロナ禍で客船の入港が減少傾向にありますが、今後のアフターコロナに備え、ポートセールスなどの活動は継続してまいります。 人権政策事業につきましては、部落差別をはじめあらゆる差別の解消、市民の誰もが明るく笑顔で心豊かに暮らせる人権尊重のまちの実現に向けた取組を進めます。令和4年度では、今後の人権施策の参考とするため、人権問題に関する市民アンケートを実施するなど、より効果的な人権教育・啓発等の推進に努めます。 防災対策事業では、所信部分で申し述べた防災行政無線戸別受信機の無償貸与を開始するほか、大規模災害への備えをさらに強化するため、住宅耐震改修における公募件数の拡充やブロック塀撤去改修の補助対象に法人を加えるなどの要件緩和を行います。また、本年もコロナ禍を考慮した避難所運営が肝要となります。避難所での感染防止対策はもとより、コロナ禍においてもちゅうちょない避難行動の一助につながるよう旅館等宿泊避難支援事業の助成金を増額します。 消防関係事業につきましては、新型コロナウイルスなど感染症患者の救急搬送にも適応する高規格救急自動車を更新します。また、119番通報から現場把握、部隊管理まで消防活動を行う上で根幹をなす緊急通信システムの改修を行い、システムの適正維持と機能強化を図ります。 生活環境事業につきましては、引き続きごみの減量化と環境美化の推進に努めるとともに、市民の利便性向上を図る常設エコ広場を新たに開設します。また、住居表示につきましては、昨年に続き、第12次計画として鴻田周辺地域の住居表示を進めます。 福祉関連事業につきましては、障害のある方が地域で安心して暮らせるよう、生活や就労に対する支援の充実に努め、障害者総合支援法に基づく事業を実施します。また、コロナ禍による生活困窮等の各種相談に関しましても、相談者に寄り添い誰もが健康で文化的な生活を送れるよう生活保護法に基づく事業を実施していきます。 高齢者施策につきましては、介護予防の普及啓発の一つとして、感染予防に配慮した運動教室を実施するなど、健康寿命の延伸につなげる取組を推進します。また、多様化する高齢者の生活課題に対応するため、気軽に相談できる高齢者相談センターの相談体制の充実に努めてまいります。 子育て支援につきましては、公立小中学校の給食費無償化を行うほか、離婚前後の独り親家庭を支援するため、養育費確保支援事業を開始します。あわせて、少子化対策にも寄与するものとして、新婚の世帯を対象に、住宅の取得や引っ越しなどに係る費用を補助する結婚新生活支援事業を創設します。 保健事業につきましては、本年も第一に新型コロナウイルス感染予防対策に取り組むほか、例年実施しているがん検診、特定健診などにつきましても受診率の向上に努めます。 都市計画事業につきましては、新宮紀宝道路の整備に伴う交通流入をまちなかへと呼び込み、にぎわいの創出へとつなげる千穂王子ヶ浜線の整備を進めます。 浸水対策につきましては、市田川内水排水ポンプ整備の本工事に着手するほか、雨水貯留施設の整備を行うなど、大雨時の浸水被害の軽減対策に取り組みます。 道路事業につきましては、県道池田港線拡幅の県事業に併せ、初之地町堀池町交差点改良工事に着手します。また、市道西野田線など路面損傷が目立つ路線においては、十分な舗装工事が実施できるよう、昨年度に続き重点的な予算配分を行います。その他、橋梁の長寿命化を図る敷屋大橋等の補強補修工事も進めます。 地籍調査事業につきましては、土地境界を明確にし、土地利用の促進を図るため、三輪崎一丁目一部の一筆地調査を実施します。 空き家対策事業につきましては、不良空き家の除却を急務に進めていくため、不良空家除却補助金を創設して、併せて除却後最長5年間の固定資産税減免措置を行います。 農業の振興につきましては、本年も農道の改良や農業用施設の維持修繕などを行い、農産物の生産性向上を図ります。また、鳥獣外対策につきましても電気柵等設置の助成や捕獲駆除事業を行い、農業被害の軽減に努めます。 林業の振興につきましては、林道上地平瀬線開設工事を進め、その他林道の維持管理に努めるほか、熊野材の消費拡大につながる間伐や作業道開設などへの支援も行ってまいります。 水産業の振興につきましては、資源管理型漁業を今後も推奨するものとし、イセエビ、アワビ、アユなどの放流や藻場の育成事業など、漁場再生に向けた取組を継続して支援してまいります。 学校教育の取組につきましては、引き続き小中学校に学校支援職員を配置するなど、きめ細やかな指導による児童生徒の学力向上に努めます。 学校施設の管理につきましては、コロナ禍を踏まえた衛生環境の維持に努めるとともに、児童生徒が安全に過ごせるよう、昨年策定した長寿命化計画を基に、令和4年度では神倉小学校、城南中学校、光洋中学校の体育館整備を行います。 防災教育につきましては、子供たちに、自らの命を守る力を身につけてもらうため、幼稚園を含め小中学校における防災学習を継続して行います。 生涯学習事業につきましては、くろしおスタジアム、やたがらすサッカー場、高田テニス場など既存の施設を活用した大会や合宿の招致に努めます。その他、本年7月にはかんぽ生命やNHKなどが主催する全国巡回ラジオ体操会が新宮市で開催されることから、多くの皆様に参加を呼びかけ、健康増進における市民意識の向上につなげてまいります。なお、天空ハーフマラソンは準備期間の都合上、当初予算に計上しますが、新宮市駅伝大会などは当初予算への計上を見送り、花火大会などと同様、開催の判断に応じて補正対応します。 公民館事業につきましては、引き続き市民一人一人の学習要求に応えるべく、子供から高齢者まであらゆる機会を捉えて、幅広い学習の提供に努めていきます。 人権教育につきましては、同和問題やコロナに係る誹謗中傷等あらゆる差別のない明るい社会の実現を目指すため、人権教育・啓発のより一層の推進に努めてまいります。 文化財保護事業につきましては、国指定重要文化財であります阿須賀神社境内出土品の御正体の保存修理を令和4年度より進めてまいります。 市民文化の振興につきましては、新宮市展、市民音楽祭、伝統芸能大会、熊野芸術文化セミナーなどの開催を通じ、文化芸術に対する市民意識の高揚を図ります。 丹鶴ホールにつきましては、熊野文化の活動拠点となるよう、オープニングイヤー後期となるイベントをしっかり開催していきます。また、貸館事業につきましては、開館以降いただいている様々な御意見を基に適宜運用面の改善を行い、利便性の向上を図ります。 公債費につきましては、財政健全化の観点から、将来負担の軽減を目的として、第三セクター等改革推進債や退職手当債の繰上償還を実施し、支払い利子の圧縮等を図ります。 国民健康保険事業特別会計につきましては、引き続き、県及び県下市町村との連携を図り、適正な国保保険事業の実施と健全な運営に努めてまいります。 医療センターにつきましては、和歌山県地域医療構想を踏まえ整備した、高度急性期病床HCUが稼働いたします。本年も地域の中核病院としてさらに密度の濃い医療の提供に努めるとともに、特に医師確保をはじめ、安定した病院運営が図れるよう取り組んでまいります。また、コロナ禍においても安心・安全な医療を継続できるよう、院内の感染防止対策は徹底して行うものとします。 上水道事業につきましては、三輪崎配水池第2期築造工事及び配水管布設替工事などを行い、本年も災害にも強い施設づくりを進めます。 簡易水道事業につきましては、安心・安全な水の供給のため、引き続き施設の適正な維持管理に努めます。 なお、各水道事業につきましては、人口減少に伴う使用水量の減少が今後も予想されますが、計画的で適正な施設整備を推進しながら、より一層の経営効率化を図ってまいります。 以上のとおり、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱を御説明申し上げました。 特に、日々変動するコロナ禍への対応につきましては、住民ニーズや国・県の施策などにも十分留意し、機を逸することなく柔軟に対応してまいりたいと存じます。 令和4年度におきましても皆様の声を広く聞きながら、「市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまちづくり」に一生懸命取り組んでまいります。 議員各位をはじめ、市民の皆様の特段の御理解と御協力を賜り、提出議案に賛同いただきますようお願い申し上げまして、予算大綱の説明とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(榎本鉄也君)  以上をもって予算大綱の説明を終わります。--------------------------------------- △日程6 議案第14号 新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金条例 ○議長(榎本鉄也君)  ただいまから、先ほど一括上程いたしました日程6、議案第14号から日程37、議案第13号について、順次議題といたします。 日程6、議案第14号、新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 下企画調整課長。 ◎企画調整課長(下基君) (登壇) ただいま議題となりました議案第14号、新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金条例について御説明申し上げます。 本年度内において受領した企業版ふるさと納税について、次年度以降の事業への充当を予定しておりますが、企業版ふるさと納税制度につきましては、当該年度に実施した地方創生に資する事業に充当する必要があることから、地方自治法第241条の規定に基づき、基金を設置の上、積立てを行うため、当該基金の運用等に必要な事項を条例で定めるものでございます。 それでは、条例の内容について説明いたします。 議案書の2ページをお願いします。 第1条(目的及び設置)では、地域再生法第5条第4項第2号の規定に基づく、まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に要する経費の財源に充てることを目的とするため、新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金を設置する旨を規定するものであります。 第2条(積立て)では、基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算で定める旨を規定するものであります。 第3条(管理)では、基金の属する現金の管理方法を規定するものであります。 第4条(運用益金の処理)では、基金の運用から生じる収益は、予算に計上して、基金の設置目的を達成するために必要な経費の財源に充てるほか、基金に編入する旨を規定するものであります。 第5条(処分)では、基金の処分は、第1条に規定する設置目的を達成するために必要な経費に充てる場合に限る旨を規定するものであります。 第6条(繰替運用)では、財政上必要があると認めるときは、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用できることを規定するものであります。 第7条(その他)では、基金の管理に関して必要な事項を別に定めることができるように規定するものであります。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  お尋ねします。 条例について云々ではなくて、企業版ふるさと納税について少し分かりやすく御説明いただきたいと思うんですが。 ◎企画調整課長(下基君)  企業版ふるさと納税につきましては、企業が地方公共団体の地方創生の取組に対し寄附を行った場合に税制上の優遇措置を受けられるもので、企業として地域振興などの社会貢献ができるほか、法人関係税の控除を受けられるメリットがございます。 ◆2番(大坂一彦君)  平たくお尋ねするんですけれども、例えば新宮市内にある店舗、法人含めてですけれども、便利というか自分たちにもメリットのある内容なんですよね。自分たちというか、その店舗、会社に。 ◎企画調整課長(下基君)  対象としましては、新宮市外に本社を置く企業ということになります。 ◆2番(大坂一彦君)  市内に。 ◎企画調整課長(下基君)  市外です。 ◆2番(大坂一彦君)  市外ね、なるほど。 分かりました。私もうちょっとこれ勉強したいと思います。またお願いします。 ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程7 議案第15号 新宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程7、議案第15号、新宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第15号、新宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の附則第2条によりまして、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律及び独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されることに伴い、本市の個人情報保護条例においても、この法律の引用規定があるため、所要の改正を行うものであります。 改正内容でございますが、2ページをお願いいたします。 第2条、定義におきまして、(2)個人識別符号及び(5)事業者の引用規定を今般廃止される法律から個人情報の保護に関する法律に改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例は、令和4年4月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程8 議案第16号 新宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程8、議案第16号、新宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第16号、新宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援に関し、国家公務員の非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和等に係る事項が、令和4年4月1日から施行されることに伴い、本市におきましても両立支援に向けて同様の措置を講ずるものとする所要の改正を行うものであります。 改正内容でございますが、2ページをお願いいたします。 第2条においては、非常勤職員における育児休業の取得要件のうち「引き続き在職した期間が1年以上」という要件を廃止するというものでございます。 次に、3ページをお願いいたします。 第10条においては、非常勤職員における部分休業の取得要件のうち、同じく「引き続き在職した期間が1年以上」という要件を廃止するものであります。 続いて、新設となります第13条は、妊娠または出産等についての申出があった場合における措置等に関する規定で、当該職員に対する育児休業制度などの周知及び取得の意向確認などの義務化、2項では、申出をしたことを理由とする不利益な取扱いの禁止。 また、同じく新設となります第14条は、勤務環境の整備に関する措置で、育児休業の承認の請求が円滑に行われるようにするため、職員に対する研修、相談体制の整備、その他勤務環境の整備に関する措置といった内容を定めるものであります。 附則といたしまして、この条例は、令和4年4月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程9 議案第17号 新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程9、議案第17号、新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第17号、新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、令和3年8月10日の人事院勧告に基づき措置される見込みの国家公務員の給与改定に倣い、本市においても所要の改正を行いたいというもので、新宮市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例、新宮市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例及び新宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例を一括して改正するというものでございます。 改正内容でございますが、議案書の2ページをお願いいたします。 第1条では、市長及び副市長の期末手当の改正を行ってございます。 令和4年度以降、市長、副市長に対して6月、12月に支給する期末手当の支給率をそれぞれ0.05月分引き下げ、6月期は1.475月から1.425月、12月期は1.625月から1.575月へと改定するものであります。 続きまして、第2条は、教育長の期末手当の改正を行うもので、支給割合は市長及び副市長と同様の率となってございます。 続きまして、3ページをお願いいたします。 第3条は、市議会議員の期末手当の改正でございます。 令和4年度以降、市議会議員に対して6月、12月に支給する期末手当の支給率を、市長、副市長、教育長と同様それぞれ0.05月分引き下げ、6月期は1.975月から1.925月、12月期は2.125月から2.075月へと改定するものであります。 続きまして、附則第2条をお願いいたします。 こちらは、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置に関するものであります。 内容としましては、令和4年6月支給分に限り、令和3年12月に支給された期末手当の額に、市長、副市長、教育長は162.5分の10、議長、副議長、議員は212.5分の10をそれぞれに乗じて得た額を減額するというものでございます。 これは例年のスケジュールであれば、11月に国家公務員の給与に関する法律が改正施行され、マイナス勧告の場合は、12月に支給される期末手当から反映されることに準じて、本市においても国家公務員準拠の考え方の下、同様の対応を行ってまいりました。 しかし、今回は、国家公務員の給与に関する法律が11月には改正施行されず、本来なら12月に行われる予定であった期末手当の引下げの相当額は、令和4年6月の期末手当で調整されることとなりました。このため、本市においても同様の措置として、附則第2条の規定を設け、令和4年6月の期末手当において減額の調整を行うものであります。 なお、附則の第1条といたしましては、この条例は、公布の日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程10 議案第18号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程10、議案第18号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第18号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、議案第17号と同じく、令和3年8月10日の人事院勧告に基づき措置される見込みの国家公務員の給与改定に準じ、本市においても所要の改正を行いたいというものでございます。 改正内容でございますが、議案書の2ページをお願いいたします。 第29条、期末手当の項につきまして、再任用職員以外の一般職の職員につきましては、6月、12月に支給する期末手当の支給率をそれぞれ0.075月分引き下げ、1.275月から1.2月へと改定するもの。再任用職員につきましては、それぞれ0.05月分引き下げ、0.725月から0.675月へと改定するものであります。 続きまして、附則第2条につきましては、先ほどの議案第17号で御説明させていただきました同様の経過によるものでありまして、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置として、令和3年12月に支給された期末手当の額に、再任用職員以外の職員は127.5分の15、再任用職員は72.5分の10をそれぞれに乗じて得た額を減額するというものでございます。 なお、附則の第1条といたしましては、この条例は、公布の日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前10時54分--------------------------------------- △再開 午前11時07分 ○議長(榎本鉄也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程11 議案第19号 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程11、議案第19号、新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第19号、新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、平成30年度に行われた国保広域化に伴い、令和9年度までに資産割を廃止すべく、令和4年度から資産割を段階的に減率する必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。 また、令和4年度から国民健康保険税の未就学児に係る均等割額の減額措置が全国的に開始されることに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 表中の改正後、第4条において、被保険者に係る資産割額の算定率を「100分の40」から「100分の25」に、第8条において、後期高齢者支援金等課税額の算定率を「100分の10」から「100分の6」に、第12条において、介護納付金課税額の算定率を「100分の7.7」から「100分の4.7」に改正するものでございます。 議案書の5ページをお願いいたします。 表中の改正後、第26条第2項において、国民健康保険税の未就学児に係る被保険者均等割額を半額に減額する規定を新たに設けるものです。そのほか、法令改正に合わせて改正及び規定の整備を行うものです。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行するものであります。 以上、誠に簡単ですが説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程12 議案第20号 新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程12、議案第20号、新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第20号、新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案につきましては、令和4年4月のHCU開設に伴い、新宮市立医療センターの病床数が変更になるため、新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部に所要の改正を行うものであります。 議案書2ページをお願いいたします。 改正後、改正前による新旧対照表を御参照願います。 第2条第4項第1号に記載している一般病床数300床を281床に改めるものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は、令和4年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  これはHCU開設のために病床数を減らすということですよね。この19減らすことによって、市民の方に不足とか不便なことは起こらないんですか。どういった科を減らすとかいうことも決めているんですか。病棟ですね、どんな科、小児科か内科かとかそういうところ決まっているんですか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  現状の病床利用率を勘案しましても、市民の方にベッドが足らないとかそういった不足は起こらないというふうに病院のほうでは考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  きちっと分析なされてということですね。分かりました。 ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程13 議案第21号 新宮市消防団設置等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程13、議案第21号、新宮市消防団設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中家消防本部庶務課長。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第21号、新宮市消防団設置等に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 本件につきましては、まず平成17年の市町合併から15年以上が経過し、一定の消防力の安定が図られたことや、進展する人口減少、また国から示されております消防力の整備指針に基づいた算定数などを総合的に勘案し、消防団員の条例定数について見直しを図るものでございます。 次に、令和3年4月、消防庁長官より非常勤消防団員の報酬等の基準が示され、また消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律により、団員の処遇改善を図るため、出動、訓練、その他の活動の実態に応じた報酬等の支給がなされるよう必要な措置を講ずるものとされていることから、今回、国より示されました基準を踏まえまして、報酬額の引上げを行い、消防団員の処遇改善を図るものでございます。 恐れ入ります、2ページを御覧ください。 改正内容につきましては、まず、表中、第3条、消防団員の定数につきましては、現在の定数372人から340人と改正するものでございます。 次に、第13条、報酬につきましては、これまで費用弁償としておりました出動に係る各手当を出動報酬として報酬に加え、年額報酬と出動報酬に区分しております。 恐れ入ります、3ページを御覧ください。 各報酬の改正額につきましては、まず年額報酬でございますが、団長から団員までの階級ごとに別表第1に記載のとおり、それぞれ増額改正を行っております。 次に、出動報酬につきましては、別表第2に記載のとおり、災害、訓練、警戒の三つに区分し、災害の場合3時間まで3,000円、1時間増すごとに1,000円増しとし、国から示されました1日7時間45分を8,000円とする基準と同程度となるよう、また警戒の場合につきましても活動時間がおおむね3時間程度と想定されていることから、災害の場合と同様に、国が示す基準と均衡の取れた額となるよう増額改正をしております。 また、これまで費用弁償として支給しておりました補食手当につきましては、分団単位で支給し運用していただいていることから、今回、現状との整合を図るため条例からは削除し、今後は消防団活動経費の中で対応することとしております。 そのほかの改正としましては、語句の整備となっております。 附則といたしまして、本改正条例は、令和4年4月1日から施行することとしております。 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。 3番、大石議員。 ◆3番(大石元則君)  1点だけ初歩的なことをお聞きします。 今回の処遇改善によって、消防団員の確保はどの程度。従来、消防団員の確保は年々厳しいものになってきていると思うんですけれども、今回の処遇改善によって改善されるのでしょうか。1点だけ。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  この処遇改善を契機に、さらに団員の募集の啓発をかけまして、さらに増員できるよう取組を行いたいと考えております。 ◆3番(大石元則君)  あとは一般質問で、よろしくお願いします。 ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程14 議案第22号 新宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 ○議長(榎本鉄也君)  日程14、議案第22号、新宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中家消防本部庶務課長。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第22号、新宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 本件につきましては、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が令和2年6月5日に公布され、同法附則第65条において、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部が改正されました。当該法律の施行期日が令和4年4月1日であることから、関係条例であります新宮市消防団員等公務災害補償条例につきまして、所要の改正を行うものでございます。 恐れ入ります、2ページを御覧ください。 改正の内容につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律に規定されておりました消防団員等公務災害補償を受ける権利を担保する特例、これが削除されたことから、当該特例を定めている本条例第3条第2項のただし書を削除するものでございます。 附則としまして、本改正条例は、令和4年4月1日から施行すること、また経過措置として、この条例の施行の際、現に担保に供されているもの、または令和4年3月31日までに当該権利を担保に申込みした場合は、この条例施行の日以後も、なお従前の例により担保に供することができるとするものでございます。 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程15 議案第23号 新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例
    ○議長(榎本鉄也君)  日程15、議案第23号、新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 古根川消防本部予防課長。 ◎消防本部予防課長(古根川喜一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第23号、新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 今回の改正は、手数料の積算基礎となる人件費単価や物価水準の変動に伴い、本条例の基準政令であります地方公共団体の手数料の標準に関する政令に規定する手数料の標準額について見直しが行われたため、新宮市消防手数料条例につきましても一部を改正し所要の整備を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案書2ページを御覧願います。 改正の内容でございますが、別表第4の液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律関係手数料において、手数料を徴収する事務のうち、保安確保機器の設置及び管理の方法の認定申請に係る審査手数料及び貯蔵施設または特定供給設備の変更許可の申請に係る審査手数料をそれぞれ引き下げるものでございます。 施行日につきましては、令和4年4月1日からとしております。 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程16 議案第24号 令和3年度新宮市一般会計補正予算(第13号) ○議長(榎本鉄也君)  日程16、議案第24号、令和3年度新宮市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第24号、令和3年度新宮市一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、歳入歳出予算の総額に11億3,771万円を追加し、歳入歳出予算の総額を203億4,732万1,000円にするというものであります。 第2条では、地方債の変更は第2表地方債補正によるというものであります。 第3条では、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第3表繰越明許費によるというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において、その他の特別職及び一般職の給与費を計上しておりますので、最初に、給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、48ページをお願いします。 給与費明細書1の特別職について、比較の欄でありますが、その他の特別職の報酬を37万円減額補正するもので、市長選挙及び市議会議員補欠選挙の投票管理者等に係る報酬の減であります。 次に、2の一般職につきましては、会計年度任用職員報酬及び共済費、正職員の時間外勤務手当の補正でありますが、選挙執行経費や新型コロナウイルスワクチン接種推進事業の減等に伴う減額で、比較の欄のとおり合計で2,536万4,000円の減であります。 また、職員手当の内訳はその下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましてはア及び49ページのイにそれぞれ記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 前に戻っていただきまして、16ページをお願いします。 3歳出、2款総務費1項1目一般管理費の説明欄1新型コロナウイルス感染症対策基金積立金については、今後の新型コロナウイルス感染症関連施策への備えとして、新型コロナウイルス感染症対策を利用使途に受け入れたふるさと納税寄附金を合わせて基金に積み立てるものであります。 5目財産管理費は、説明欄記載の五つの基金への積立てを行うもので、各基金の年度末残高は、減債基金が30億円、財政調整基金が26億円、丹鶴城址整備基金が2億4,571万3,000円、退職手当基金が10億円、熊野川関連施設整備基金が2,052万4,000円であります。 6目企画費の説明欄1ふるさと納税推進事業については、寄附額の増加に対する返礼品に係る費用を増額補正するもの、また説明欄2から5につきましては、四つの基金に寄附金及び預金利子等を積み立てるもので、各基金の年度末残高は、熊野川町区域ダム対策環境整備基金が66万5,000円、熊野川町区域まちおこし基金が1億4,147万4,000円、地域振興基金が6,536万7,000円、合併市町村振興基金が8億9,128万6,000円であります。 説明欄6新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金積立金は、信金中央金庫様からの企業版ふるさと納税寄附金等を次年度以降の事業に活用するため、基金を創設し積立てを行うものであります。 17目諸費については、前年度以前に収入された国庫負担金の精算返還金であります。 18目特別定額給付金費につきましては、補正予算第8号により予算措置済みの新宮市生活支援給付金給付事業に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当したことによる財源振替であります。 18ページをお願いします。 4項2目衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費、3目市長選挙費、4目市議会議員補欠選挙費につきましては、いずれも選挙執行経費の確定等に伴う減額補正であります。 22ページをお願いします。 3款民生費1項2目障害者福祉費の説明欄1介護給付事業及び2の訓練等給付事業は、いずれも利用実績の増等による補正であります。 7目国民健康保険事業費は、特別会計における災害等臨時特例補助金の受入れに伴う繰出金の減額で、9目介護保険事業費については、特別会計における配食サービス経費の増等に伴う繰出金の増額であります。 24ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費の保育士等処遇改善臨時特例事業補助金は、新型コロナウイルス感染症に対応しながら最前線で働く保育士、放課後児童支援員等の処遇改善のため、令和4年2月から収入を3%程度引き上げる取組を行う保育所、認定こども園、放課後児童クラブに対し補助を行うものであります。 26ページをお願いします。 4款衛生費1項2目予防費の新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、3回目接種による新型コロナウイルスワクチン接種委託料の増額と実績見込みによる時間外勤務手当及び交通支援業務委託料の減額であります。 10目医療センター費については、医療センター事業会計の運営経費に対し3億円の補助を行うものであります。 28ページをお願いします。 6款農林水産業費2項2目林業振興費の森林環境譲与税基金積立金は、預金利子を基金に積み立てるもので、年度末残高は7,067万1,000円であります。 30ページをお願いします。 3項2目水産業振興費の潮風まつり補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により事業が中止となったため、減額するものであります。 32ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費の説明欄1新宮市プレミアム付商品券発行事業については、実績見込みにより不要見込額を減額するものであります。 また、2のやましろ号運行維持費補助金については、医療センターへの通院バスの維持運営経費に対する補助金、3の路線バス運行維持費補助金については、市内循環バスなど7路線のバス運行維持に対し補助するものであります。 34ページをお願いします。 8款土木費2項3目道路新設改良費の説明欄1及び2の県営事業地元負担金につきましては、急傾斜地崩壊対策が日足など6か所、小規模土砂災害対策は東仙寺など4か所の県営事業に係る地元負担金であります。また、説明欄3松山2号線舗装工事及び4の中藺沢通線舗装工事については、いずれも舗装版の老朽化によるクラックや沈下が多く発生し、車両や歩行者の通行に支障を来しているため舗装整備を行うもので、国の補正予算に合わせて予算計上するものであります。 36ページをお願いします。 4項1目港湾管理費、説明欄1の新宮港保安対策事業負担金は、船舶の入港状況を踏まえ、延べ警備時間が当初見込みより増加することによる増額補正、2の港湾施設基金積立金については、預金利子を基金へ積み立てるもので、年度末残高は6,653万円であります。 38ページをお願いします。 5項2目街路事業費の説明欄1県営事業地元負担金(千穂王子ヶ浜線)は、和歌山県が実施する都市計画道路千穂王子ヶ浜線の整備に係る地元負担金で、県の事業費確定に伴い増額するものであります。 40ページをお願いします。 6項1目住宅管理費の過誤納金還付金は、平成23年度から令和2年度における市営住宅使用料の算定誤りに伴う過誤納金還付金及び還付加算金の補正計上であります。 42ページをお願いします。 10款教育費1項3目育英奨学事業費は、育英奨学基金への積立金で、積立て後の年度末残高は9,020万円であります。 44ページをお願いします。 5項1目社会教育総務費の新宮市民大学開催は、新型コロナウイルス感染症の影響により不要となった経費について減額するものであります。 13目文化複合施設整備費の説明欄1文化複合施設整備事業は、整備工事後の事後調査で算定された補償金を補正計上するものであります。 また、説明欄2の文化複合施設整備基金積立金については、預金利子を基金に積み立てるもので、積立て後の年度末残高は7,790万5,000円であります。 46ページをお願いします。 11款公債費1項1目元金につきましては、住宅使用料の減額に伴う財源振替であります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、前に戻っていただきまして12ページをお願いします。 2歳入、10款地方交付税は、国の補正予算(第1号)で追加された令和3年度限りの項目創設などを反映、再算定したことにより、普通交付税を増額補正するものであります。 13款使用料及び手数料1項6目土木使用料については、住宅使用料の算定誤りに伴う住宅使用料(現年度分)の減額と住宅使用料(過年度遡及分)の増額について補正計上するものであります。 14款国庫支出金及び15款県支出金について、補助金等の名称、補助率等その内訳はいずれも説明欄記載のとおりであります。 16款財産収入1項2目利子及び配当金については、説明欄1の財政調整基金預金利子から、すみません15ページになりますが、13森林環境譲与税基金預金利子まで各種基金に係る預金の利子収入であります。 14ページをお願いします。 17款寄附金について、1目一般寄附金の説明欄1ふるさと納税寄附金は、寄附額の増加により補正するもので、説明欄2の企業版ふるさと納税寄附金については、信金中央金庫様、紀陽興産様からの2件の寄附金を補正計上するものであります。 また、3目商工費寄附金及び4目教育費寄附金については、いずれも公益財団法人軽井沢美術文化学院様からの寄附金の計上で、商工費分は旧チャップマン邸、教育費分は旧西村家住宅の保存活用に対するものであります。 18款繰入金1項3目住宅資金貸付事業特別会計繰入金は、特別会計において債権放棄実施に伴う補助金を受け入れたことにより、増額補正するものであります。 19款繰越金については、本補正予算に必要な一般財源として、令和2年度からの繰越金の一部を充当するものであります。 20款諸収入4項4目雑入の説明欄1プレミアム付商品券売上収入は、プレミアム付商品券発行事業の減額に伴う補正で、2の障害児通所給付費等不正請求返還金につきましては、障害児通所支援事業等に関する不正請求があったとして、令和3年12月23日に和歌山県より行政処分を受けた事業者からの返還金について補正計上するものであります。 21款市債1項6目土木債については、事業費確定等による調整及び国の補正予算に伴う地方負担分の財源として補正計上するものであります。 以上が歳入であります。 恐れ入ります、4ページをお願いします。 第2表地方債補正でありますが、2件の変更で、起債の目的、限度額、借入れや償還の方法については、いずれも記載のとおりであります。 次に、6ページをお願いします。 第3表繰越明許費でありますが、記載のとおり、17件の事業について年度内での完了が難しく、事業の繰越しをお願いするものであります。 2款1項総務管理費の防犯灯関連事業は、工法の調整に時間を要し、また蓄電池に使用される半導体不足の影響等により年度内納品が見込めないことから事業費を次年度に繰り越すもので、社会保障・税番号制度運用事業については、マイナンバー所有者の転出・転入手続のワンストップ化についての国の仕様確定に遅れが生じているため、住基システム改修の事業費について繰り越すものであります。 また、三輪崎庁舎整備事業は、基礎工事において山留め工事が必要となったこと等により、年度内での完成が困難となったため繰り越すもので、5項防災費の災害時生活用水井戸整備事業については、工法が特殊であり県外の新型コロナウイルス感染症流行拡大地域からの事業者による施工が想定されるため、本年度の事業実施を見送り繰り越すものであります。 3款1項社会福祉費の住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業及び2項児童福祉費の子育て世帯臨時特別給付金給付事業については、いずれも全額国庫補助対象事業でありますが、一部次年度に申請が見込まれるため繰り越すものであります。 4款1項保健衛生費の妊婦健診・出産等臨時支援金給付事業についても、次年度に申請が見込まれるため繰り越すもので、特定健診等事業は、1月実施の集団健診受診者に対する継続支援が次年度に実施となるため繰り越すものであります。 6款2項林業費の林道上地平瀬線開設事業については、作業中に必要となった測量設計や関係省庁との協議等に時間を要したため、年度内完成が困難となり繰り越すものであります。 8款2項道路橋りょう費の二つの舗装工事については、国の補正予算に伴い本補正予算に計上した事業で、年度内の執行ができないため全額を繰り越すもので、第二王子橋補強補修工事は、必要部材の市場流通の滞りにより、年度内の完成が困難となったため繰り越すものであります。 5項都市計画費の千穂王子ヶ浜線整備事業については、新型コロナウイルス感染症の影響により、建物調査業務などに遅れが生じ、年度内の完了が困難なことから事業を繰り越すもので、市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、河川占用許可に関する協議に時間を要し工事発注が遅延したことから、年度内での完成が困難となったため繰り越すものであります。 6項住宅費の過誤納金還付金については、年度内での事業完了が難しく、次年度に執行が見込まれる事業費を繰り越すものであります。 10款5項社会教育費の新図書館整備事業は、自動貸出機の購入について、半導体不足の影響等により部材調整に遅れが生じ、年度内での納品が困難となったため繰り越すもので、文化複合施設整備事業については、建設工事完了後の周辺住宅事後調査で判明した家屋の被害費用算定と説明業務及び周辺整備に伴い必要となった再測量調査等について、年度内完成が難しく繰り越すものであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  33ページの新宮市プレミアム付商品券の不要見込みの減額についてなんですけれども、この減額の金額、これは1人当たりというか、何人分というか、そういう何%分とかというのは分かりますか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 購入率につきましては67.1%という結果は出ておるんですけれども、何世帯の方が購入されたというところまでについてはまだちょっと確認はできていないところです。 ◆7番(濱田雅美君)  最終的に何世帯の方が申し込んでいないとか、そういうのはデータ的には判明するのは難しい。パーセントでないと分からないですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  引換券につきましては、2回購入できることになっておりまして、1回しか買っていない御世帯につきましてはまだ手元にある状況になっています。全て購入できる分だけ購入いただけた方につきましては、郵便局で引換券を回収して、それを市のほうに頂くことになっていますが、正確に何世帯の方が買われたというところまではちょっと判断しにくい状況になるかと思います。 ◆7番(濱田雅美君)  そしたら、全体の67.1%というのだけは今、最終的数字ということですね。 分かりました。ありがとうございます。 ○議長(榎本鉄也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  25ページの保育士等処遇改善臨時特例事業補助金、先ほどの御説明で、コロナ等の対応のため保育士、放課後とかの保育士の方の3%程度引き上げるということ、これは国からもきちっと決めてきたことなんですよね。3%以上ということはないんですか。3%というたら結構、今までかつてない現場の忙しさとか、心身ともにお疲れになっている状況だと思いますが、これは国からそのまま下りてきた3%、20万円だと3%、少ししか増えないと思うんですけれども、これはもうこのまましばらく3%増えていくということですか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  子育て推進課、梶田よりお答えをいたします。 この補助金に関しましては、総額が各施設に割り当てられまして、実際の賃金の引上げにおきましては、職員の配置状況であるとか経験年数に応じて配分されるなど、各施設におきまして柔軟な運用が可能となってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  なるほど、そういうことですね、各施設によって柔軟な対応でもって、この3%を上げるということなんですね。分かりました。ありがとうございます。 それともう一点、27ページなんですけれども、新型コロナウイルスワクチン接種委託料の交通支援業務委託料のところなんですが、交通支援はどんな形で行われて、結構皆さん利用なされていますか。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  新型コロナワクチン接種推進室、山下からお答えさせていただきます。 ここでいいます交通支援業務委託料と申しますのは、タクシーの初乗り料金の支援業務でございます。初乗り料金580円を、来られる方、往復支援させていただきました。これにつきましては、当初想定したのが大体接種者の3分の1程度かなと思っていたんですが、皆さん、お車で来られたりされた方が多くて、結局は12%程度、今利用率になっております。 今後3回目接種もありますが、それで計算させていただきましてもちょっと余るということになりまして、減額させていただきました。 ◆11番(竹内弥生君)  実際、高齢者の方によりますと、付添いの方であったり、お車で来られる方のほうが多かったということで、12%程度でとどまったと、当初の見込みよりね。でもこれせっかく出ているので、もう少し周知とか広報のほうお願いして、タクシー初乗りだけで来る分、初乗りなので不便ですけれども、ちょっと初乗りの分を足していくということになると、どうしても乗せてよと、乗り合わせていこうねということになると思うんですけれども、これは初乗りしか考えていないですか。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  そうですね、タクシーの支援の初乗りの分と併せまして、佐野体育館でとか熊野川町でされるときは一応巡回バスとかもさせていただきまして、その辺は周知させていただいて利用していただいております。 ただ、別館につきましては、このタクシーの初乗り補助だけということにさせていただいております。 ◆11番(竹内弥生君)  バスのほうのお値段というか、初乗り、バスのほうはどうなっているんですか。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  バスは巡回バスにしておりまして、もうどこから出発して何時に来るということで、佐野体育館でしたらそこまで無料で乗っていただくことにして、案内文書のほうにも時刻表等を載せさせていただいています。 熊野川町につきましては、ジャンボタクシー御利用ということで、行政局とかにもお願いしまして、希望される方を全て網羅して、そこで巡回して乗せて、無料で会場までお運びさせていただきました。 ◆11番(竹内弥生君)  そのバスの巡回制度はすごく市民にとってうれしい制度ですよね。それの利用はどうだったんですか。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  バスの利用につきましてもそれほど多くはなかったと、今ちょっと数字つかんでおりませんが認識しております。 新宮市内におきましても、当初は相筋地区とか広角地区のほうも巡回バスさせていただいたんですが、新宮地区はあまりにも利用者がいなかったということで、もう本当に乗っていないときのほうが多かったということがございましたので、新宮地区につきましては今のところはバスの巡回はしておりません。 ただ今後、追加接種、また佐野体育館で今週の日曜日もあるんですが、その辺につきましてはまた巡回バス走らせておりますので、それは案内文書のほうにも周知させていただいております。 ◆11番(竹内弥生君)  周知されるところに書いていらっしゃる、別紙で添えてある、添付してある。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  そうです。時刻表みたいなどこの発着が何時からということで巡回していますというのは表にして入れさせていただいております。 それとタクシーにつきましても4枚、今回の3回目接種は往復なんで2枚セットのタクシー券を入れさせていただいておりますので、それで分かっていただけるとは思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  タクシーのほうは私も、ああ、タクシー来ているなと自分の分で分かったんですけれども、バスのほうが分からなかったので、ちょっと大きな字でするとか、バス便利ですよね。大きな字と申しますか。本当は買物難民とか医療センターへ行く医療難民とかがたくさんいらっしゃるはずなのに、これに関するとそんなに利用がなかったということは矛盾が生じてくるので、何かもう少し周知をはっきりしてあげてください。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  一つだけお聞きします。 41ページ、市営住宅の過誤納金還付金について。 たまたま私の知り合い一人該当される方がおられて、お話を伺うこともできたんですが、その後何か問題等々、問題というかトラブルは発生しておりませんか。 ◎管理課長(岩上賢志君)  管理課、岩上より答弁させていただきます。 2月10日から対象外も含めた方にも通知文を送付しておりまして、2月14日より電話連絡し、臨戸訪問しております。これといったトラブル等は今のところはございません。 ◆2番(大坂一彦君)  戻していただける方、反面、これからまたお払いされる方に関しても、特別問題なく事は進んでいるという理解でよろしいですか。 ◎管理課長(岩上賢志君)  分割の依頼も受けておりますので、そちらのほうも対応しながらやっております。 ◆2番(大坂一彦君)  ぜひ御丁寧な対応をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  会議中ですが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時54分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(榎本鉄也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  商品券のことについてお伺いしたいんですが、こちら余った分の財源の戻しだと思うんですけれども、商品券、一般財源からも出ていたと思うんですけれども、今回一般財源には戻さないんですか。 ◎財政課長(小林広樹君)  財政課、小林からお答えいたします。 今回の商品券のほうでマイナスになった部分につきましては、1人5,000円の支給の事業に、そちらのほうに振り替えたということでございまして、特に一般財源というのはその辺では調整はしてございません。 ◆5番(岡崎俊樹君)  これ、一般財源出てはいましたよね。出ていなかったですか。特別……。 ◎財政課長(小林広樹君)  商品券につきましては、一般財源のほうは充当はしてございません。 ◆5番(岡崎俊樹君)  すみません。もう一度よろしいですか、すみません。 ◎財政課長(小林広樹君)  商品券の事業につきましては、国の臨時交付金を充当しておりまして、今回、5,000円の事業の分とで振替を行っているということでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  じゃ、これ一般財源出ていなかったということですか。 ◎財政課長(小林広樹君)  はい、この事業につきましては、一般財源は充当してございません。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(榎本鉄也君)  6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  45ページの文化複合施設整備事業のその他補償金ということで出ているんですけれども、これは何軒ぐらいで、どのような内容で補償されたんでしょうか。 ◎文化振興課長(栗林圭一君)  文化振興課からお答えいたします。 本補償につきましては、文化複合施設の建設の工事終了後に、周辺住宅の事後調査を行いました。こちら、建設前に地元の住民との説明会において、調査を行うというお約束をしておりましたので、事前に建設工事前に調査を行って、その後、完成後に今年度に調査を行ったものでございます。 対象は近接するところ37軒の調査を行いまして、そのうち14軒に被害があったという報告を受けております。 ◆6番(三栗章史君)  終わります。 ○議長(榎本鉄也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  すみません、かぶせますけれども、今のところの三栗議員のお聞きしていたところですけれども、その37軒のうちの14軒の被害というのは、どんな感じの被害なんですか。 ◎文化振興課長(栗林圭一君)  該当家屋によってちょっと内容は異なるんですが、外部につきましては、土間のひび割れの修理、あと内装については、建具の建てつけの修理や内壁のひびの修正などでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  工事からそんなふうにその原因が出たいうことで、被害。そこを補償するということなんですね。分かりました。ありがとうございます。 43ページなんですが、育英奨学基金積立金のところなんですけれども、この育英奨学金というのが、ちょっと随分昔から同じことを行っている奨学金だと理解しているんですけれども、内容と、今後、奨学金の在り方について考えるとかいうことはないんでしょうか、この育英奨学金。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  教育政策課、澤原よりお答えさせていただきます。 この育英奨学金につきましては、令和3年度現在、大学生27名、高校生49名に支給をしております。具体的には、高校生につきましては、月額1万3,000円の12か月掛ける3年、46万8,000円になります。大学生につきましては、月額2万3,000円の12か月の4年間分で110万4,000円。そのほかに入学時に高校生については3万円、大学生については7万円を支給しております。 ◆11番(竹内弥生君)  この内訳、今お聞きしましたけれども、今後はこのままこの金額で、入学時に3万円高校、大学は7万円、この金額はこれから変わりなく、少ないと思うんです。 そして、この奨学金をもらうためには学校推薦が要り、家庭環境とか調べる。どういった家庭で選ばれるか教えてください。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  金額につきましては、やはり今、高校のほうはほとんどお金がかからないような状態になってきておるかと思うんですけれども、この辺の金額につきましてはうちのほうでちょっと増額していくなりという考えにつきましてはもちろんあるんですけれども、ちょっとしばらく研究させていただきたいというふうに考えております。 それから、育英奨学金の募集につきましては、これは高校へ入学される世帯、学校を通じてですけれども、全世帯に制度のほうを周知しております。高校入学するに当たって、申請したい方は、今在籍の中学校のほうへ申請書を出していただくと。大学のほうを進学される方につきましては、現在通われている高校のほうに申請書を出していただいて、学校のほうで推薦をしていただくという形を取ってございます。 一応、申請につきましては、住民税非課税の世帯ということが原則になってきます。そのような中で、各学校で優先順位をつけて教育委員会に提出されて、選考委員会をかけまして決定するという流れになってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  非課税世帯であって学校推薦があると、ほとんどきちっと採用されていくということで理解してよろしいですか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  その年度によりますけれども、やはり募集、例えば令和4年度に募集をかけるわけですけれども、令和4年度の募集は、現在、高等学校への進学者は約18名、大学生につきましては8名の募集を考えてございます。その年によって定員ぎりぎりになったり定員があふれたりということはもちろんございます。その年によっての差はあります。 ◆11番(竹内弥生君)  では、そのあふれたときの調整とかは行われるんですか。あふれたからできないとかということはなりませんか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  もちろん定員がございますので、その選考委員会のほうで決定されるということになりますので、あふれる方はもちろんいらっしゃる年度もあります。 ◆11番(竹内弥生君)  そこのところをお話ししたかったんです。 非課税の方で、そういう推薦の中の枠に入っていく学生の方が、定員があふれたからといってそこを諦めていただくということは、ちょっとよくないのではないかな思いますので、今後、そちらのほうも検討していただきたいと思いますが。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  先ほども言いましたように、定員の割れるときもございますので、その辺の対応につきましては少しお時間をいただいて、いろいろと研究させていただきたいというふうに考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、おっしゃったとおり、定員割れしたり定員がオーバーであったりする微調整ができていく、その推薦をかかってくる学生の方に対しては行っていけるということを、これからきちっと勉強して検討してということでよろしいですか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  その募集する年度によって定員は変わるときがございます。例えば、大学の場合は4年制の大学へ行かれる方もいらっしゃいますし、2年制の大学行かれる方もいらっしゃいます。その年によって募集の人員は変わってきますけれども、できるだけ幅広く奨学金を支給できるように、今後もいろいろと研究をしていきたいというふうに考えています。 ◆11番(竹内弥生君)  よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  3番、大石議員。 ◆3番(大石元則君)  総務管理費は関係ないですよね。まち・ひと・しごとのことでちょっと聞きたかったんで。ちょっと紛らわしいんで、確かめた上で質疑をさせていただければ。17ページ、いかがでしょうか。質疑できるんでしょうか。 ○議長(榎本鉄也君)  総務管理費の防犯灯と三輪崎庁舎に関しては、教育民生委員会ですので質疑はできません。 ◆3番(大石元則君)  24の積立金、これ6番に新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業基金積立金というのがあるんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(榎本鉄也君)  大丈夫です。どうぞ、質疑続けてください。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 この件に関して少し質疑させていただきます。 もともとこの基金については、既に金額幾らかあったんでしょうか。新たに積み立てられるような話なんでしょうか、まず。 ◎企画調整課長(下基君)  この基金につきましては、先ほど上程させていただきました基金になりますので、これまで積立てというのはございません。 ◆3番(大石元則君)  結局、企業版ふるさと納税ということで上がっているんですけれども、企業にとってどういった特典というか、どういう扱いになるんでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  この寄附をしていただきますと、企業さんのほうが税制上の優遇措置を受けられるということで、法人関係税の控除を受けられるということがメリットとしてございます。 ◆3番(大石元則君)  これはある意味、寄附をいただいたと理解しているんですけれども、よろしいでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  はい、そのとおりでございます。 ◆3番(大石元則君)  事業者さんはどういった目的で寄附されたか、どういう認識なんでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  今回の1,000万円につきましては、令和4年度、5年度で事業実施予定にしております新宮市自転車活用推進事業に対しての寄附をいただくということでございます。 ◆3番(大石元則君)  そちらのほうに全額充てられるという理解でよろしいんでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  はい、そのとおりでございます。 ◆3番(大石元則君)  以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  27ページの件で質疑させていただきます。 1点、交通費が計上されていましたが、1,200万円ですか、これ市民の方が御利用しなかったということは先ほど部長からも答弁あったと思うんですが、自分の自家用車とか、知人に乗せていってもらったとかということで先ほど答弁あったと思うんですけれども、私お聞きしたいのは、高齢者であってつえをついて行かれる方、親切に、職員の方、玄関までお迎えいっていただいて、本当に市民の方から、市の職員は優しく本当に接し方が朗らかで親切であったということを私らも再々お伺いしております。それは本当に新宮市の職員の皆さんが、市民に対して心から接していることだと思っています。 ただ、この1,200万円、不要になったということで、これはまた別のところで利用して使って、これ国からいただいたあれなんですね、全て。一般財源じゃないんですね。そのあたりまず、御答弁願いたいと思います。 ◎財政課長(小林広樹君)  今お尋ねのタクシーの助成の件ですけれども、その1,200万円につきましては、国の臨時交付金を利用しておりまして、そのマイナスになった部分につきましては、先ほどと同じで、1人5,000円の給付金のほうに振替させていただいてございます。 ◆15番(福田讓君)  余った金は、5,000円の市からの給付金ということで、それも私は、別にここで質疑するわけじゃないんですけれども、5,000円ということで、市民の方の中にも、ああ1万円にしてほしかったなという方も、声もあったと思うんですが、ちょっとそれまでいかなかったということでお話もさせていただいております。 コロナはこれからまだまだ続くだろうという予測でございますので、今、第3回を打っていただいております。本当に今回、市民からの苦情も、市長、少ないんですよ。なぜか言ったら、ありがたいんですよ。職員がしっかりやってくれるからです。1回目のときはかなり苦情がございました。中身を聞くと、職員の皆さんが親切に対応し過ぎてしまったことが、逆に、それがあだというんじゃないんですが、悪い方向に行ってしまったと。市民から、振り回されたと。佐野で、そして本庁の別館で、熊野川町でと。皆さん早く打ちたいから、なるべく1回目。そういうことで、たらい回しという言葉は失礼かと思いますが、回されてしまったというか、かなり私らにも苦情来ました。今回は山下部長を先頭に、ほとんど苦情ありません。 なぜかいうことは、きちっと決まったことを守ってくれてやっていただいているからだと思います。今回は、民間の個人医院で接種する方と、完全に集団接種は別個に分けました。だから中にそれを決めていなかったら、早く打ちたい人は個人でも行きたい、集団でもええという、それができなかったから、やっぱりきちっとした規則をつくってやっていただいたと。だから今回ないんですよ、ほとんどないです。やっぱりこれからもまだコロナの接種は続くかも分かりませんし、いずれは風邪のようにインフルエンザのように収まっていくことを私らも信じておるんですが、まだまだ都会では、イギリスとかフランスやったら1日30万人が今7万人程度に落ち着いたと言いますけれども、日本では七、八万人、9万人と、まだ人口の割には日本人としては多いという感覚は持っています。 これからも職員の皆さん、しっかりとやっぱり決まったことは市民の方に対しても厳しく対応していただきたいんです。今回の集団接種と民間接種をきっちりと分けていただいて、集団から民間の個人医院へ行きたいと言うてもしなかったということを、本当に私は評価したいと思います。ぜひこれからも、守りを守って、やっぱり市民の皆さんが災害ということに対しての認識をしていただいて、これからまだ続いていくかもしれないコロナに対して、職員の皆さん頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 そして、もう一つ質疑したいんですが、高齢者の方で、自分で少しでも歩ける方はいいんですが、前にも私お聞きしたことあるんですが、車椅子でしか移動できない方も結構いらっしゃるんですよね。そしたら、介護タクシーと申しまして、後ろからドアで開かって、その車椅子ごと乗車していただいて送り迎えをしてくれていると。前回私お聞きしましたら、タクシー会社でも介護タクシーを所有している介護施設の方から、そういう接種のときに、集団接種の場所まで連れていっていただきたいということに対して、以前は二つの介護タクシーの会社からは希望がなかったということなんですが、今回は何社から介護タクシーを所有している施設の方からの、私たちもそれをさせていただきますということは、何社ぐらいあったんでしょうか。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  新型コロナワクチン接種推進室、山下からお答えさせていただきます。 前回の、初回接種1回目、2回目接種の際も、当初は介護関係のタクシー会社は入っていなかったんですが、途中で要望を受けまして、一応全ての事業所さんのほうに協力していただけないかということでお声がけさせていただきまして、そのうち前回3社協力していただけるということで、恐らく5月ぐらいからそこも対象にして、初乗り料金だけですけれども、助成させていただいております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。私はもう一つ質疑したいのは、初乗りというのは大体580円ですね。介護タクシーを使った場合は少し運賃上げるというんでしょうか、やはりそれだけの設備をされた、一般のタクシーじゃありませんし、その考えはございませんでしょうか。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  そうですね、当初想定していなかったところでございまして、一般のタクシーと同じ扱いで、平等性というんですか公平性といいますか、そういうことで同じ金額だけをさせていただいたところでございまして、特に今のところそこだけを上げるということはちょっと考えておりません。 ◆15番(福田讓君)  今のところはないというお考えなんですが、やはりそれだけの身体の障害をお持ちの方々が、自分でも乗車ができない状態のところへ、同じ運賃じゃなしに、少しやはり検討していただきたいと私は思っているんです。そしたら、そういう介護タクシーの免許を持っている方でも、少し運賃が上がればもっと御利用できるかも分かりませんし。今、車椅子でしか動けない形の市民の方というのは、どれほどいらっしゃるかということを把握されていますか。なければこの答弁は後でも結構ですけれども、そういうあたりをよく考えていただいて、次回の接種において検討願えたらと思うんですが、いかがですか。 ◎新型コロナウイルス感染症対策担当部長新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君)  今回、高齢者の方とか、現在もう3回目接種進んでおりまして、恐らくもう今度の3月6日の佐野体育館が最後の高齢者接種。そしてその後、個別接種はちょこっと残っているんですけれども、希望される高齢者の方も、今週いっぱいぐらいで打ち終えるような今予定になってきております。 その後のことについては、今のところどの程度そういう障害者の方、車椅子の方たちがいらっしゃるかいうのは、ちょっと私のほうでは数はつかんでおりませんが、何分、個別接種の医療機関さんのほうでも、往診という形でも先生が行ってくださっているところについては、そういう接種も回ってくださっているのが今は実情でございます。そういうふうな面もちょっと考慮しながら、どういうふうな支援ができるか研究はさせていただきたいと思います。 ◆15番(福田讓君)  よろしくお願いします。 以上。 ○議長(榎本鉄也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  一つちょっと聞きたかったことがあったのを忘れていましたので。 15ページの障害児通所給付費等不正請求返還金とあるんですけれども、これ不正請求ってどういうことですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地よりお答えいたします。 障害福祉サービスを行っている事業所が、県の指導監査を受けた際に不正が判明し、その不正請求を行っているということで、県が処分を行ったものであります。 ○議長(榎本鉄也君)  すみません、竹内議員。ただいまの質疑のところは総務建設委員会の管轄です。申し訳ありません。 ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  それでは、質疑を終わります。 本案は、お手元に配付いたしております分割付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程17 議案第25号 令和3年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第4号 ○議長(榎本鉄也君)  日程17、議案第25号、令和3年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第25号、令和3年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 議案書の国保1ページをお願いします。 第1条では、事業勘定の予算の総額に5,000万円を追加し、補正後の予算を36億9,308万円とするものであります。 第2条では、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は第2表繰越明許費によるというものであります。 それでは、事項別明細書により事業勘定の歳出から御説明いたします。 国保12ページをお願いします。 3歳出、3款国民健康保険事業費納付金1項1目一般被保険者医療給付費分は、災害等臨時特例補助金の追加とその他一般会計繰入金の減額による財源振替で、予算額は変わりございません。 国保14ページをお願いいたします。 6款基金積立金1項1目国民健康保険事業基金積立金5,000万円の追加は、国民健康保険事業基金へ積み立てるものです。 続きまして、歳入を説明いたします。 国保10ページにお戻り願います。 2歳入、3款国庫支出金1項2目災害等臨時特例補助金495万5,000円は、災害等臨時特例補助金の追加です。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金495万5,000円の減額は、災害等臨時特例補助金の追加に伴う財源振替により繰入金を減額するものであります。 2項1目基金繰入金2,000万円の減額は、繰入れ予定のない国民健康保険事業基金繰入金の減額です。 6款繰越金1項1目繰越金8,263万8,000円の追加は、前年度繰越金を追加するものであります。 7款諸収入1項1目一般被保険者延滞金500万円の減額は、収入見込みに合わせて一般被保険者延滞金を減額するものであります。 3項1目雑入763万8,000円の減額は、その他雑入の減額です。 次に、国保4ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費、5款保健事業費、一般会計繰出金において、令和4年2月に実施予定の特定健康診査で、保健指導が6月末までの実施となるため事業の一部を繰り越すものであります。 以上、簡単ではございますが、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程18 議案第26号 令和3年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(榎本鉄也君)  日程18、議案第26号、令和3年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中上健康福祉部次長兼健康長寿課長。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) (登壇) ただいま議題となりました議案第26号、令和3年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 介護の1ページをお願いいたします。 令和3年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、第1条で、歳入歳出予算の総額に102万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を41億6,406万3,000円にするというものであります。 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 今回の補正は、配食サービス事業の利用者が見込み数より増加したことにより予算の補正を行うものであります。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、介護10ページ、11ページをお願いいたします。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金12万6,000円の減額は、今回の補正により財源となる介護保険料分に充てるため、基金積立金を減額するものです。 介護12ページ、13ページをお願いいたします。 4款3項4目任意事業費115万円の追加は、配食サービス事業に係る利用者が見込みより増えたところによる事業委託料の増額であります。 続きまして歳入ですが、恐れ入りますが、介護の8ページ、9ページをお願いいたします。 3款2項3目地域支援事業交付金、5款2項2目地域支援事業交付金、7款1項3目地域支援事業繰入金、9款3項3目雑入のそれぞれの追加は、歳出、4款3項4目任意事業の増額によるものであります。 以上、簡単ではありますが御説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程19 議案第27号 令和3年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(榎本鉄也君)  日程19、議案第27号、令和3年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第27号、令和3年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、収益では、主に一般会計負担金や県補助金受入れに伴う増額のため、また費用では、給与費の増額のため、予算の補正を行うものです。 それでは、病院1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定でございます。 次の第2条は、当初予算第3条に定めております収益的収入及び支出の予定額を補正するものであります。 まず、収入の第1款第2項医業外収益を11億9,232万8,000円増額して、第1款病院事業収益の補正後の予定額を75億3,526万8,000円にし、また支出の第1款第1項医業費用を1億9,157万1,000円増額して、第1款病院事業費用の補正後の予定額を72億551万4,000円にするというものであります。 次の第3条は、当初予算第9条に定めております議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、給与費35億172万7,000円を36億9,329万8,000円に改めるというものであります。 それでは、内容につきまして、実施計画明細書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、病院8ページ、9ページをお開き願います。 収益的収入及び支出のうち、まず収入の第1款病院事業収益を11億9,232万8,000円増額して、補正後の予定額を75億3,526万8,000円にするというものであります。 内訳といたしまして、2項2目の他会計負担金は、一般会計負担金の受入れで3億円を増額し、次の5目県補助金につきましても、新型コロナウイルス感染症対策関連補助金の受入れで8億9,232万8,000円増額するというものであります。 次に、支出では、第1款病院事業費用を1億9,157万1,000円増額して、補正後の予定額を72億551万4,000円にするというものであります。 内訳といたしまして、1項1目の給与費は、退職者への退職手当の支給等により不足する退職給付引当金への充当のため1億9,157万1,000円を増額するものであります。 なお、2ページから7ページに実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程20 議案第28号 権利の放棄について ○議長(榎本鉄也君)  日程20、議案第28号、権利の放棄についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岩上管理課長。 ◎管理課長(岩上賢志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第28号、権利の放棄について御説明申し上げます。 本議案は、住宅新築資金等貸付金の権利を放棄いたしたく、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 放棄する権利の内容につきましては、住宅新築資金等貸付金に係る債権。 放棄する債権の件数及び額につきましては、住宅新築資金が1件、143万3,815円でございます。 相手方は、借受人Aでございます。 放棄理由でございますが、住宅新築資金等貸付金に関して、借受人及び保証人に返済能力がないと判断され、移管先の和歌山県住宅新築資金等貸付金回収管理組合より返還されたためでございます。 なお、県費貸付け分に基づく債権につきましては、本議案が可決されることにより、県の補助金交付対象となります。国の補助金と併せて103万3,000円の交付を見込んでおります。 なお、これら関係予算につきましては、議案第29号にて併せて提出しております。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程21 議案第29号 令和3年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(榎本鉄也君)  日程21、議案第29号、令和3年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岩上管理課長。 ◎管理課長(岩上賢志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第29号、令和3年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 住宅の1ページをお願いします。 第1条では、歳入歳出予算の総額に103万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1,851万円にするというものでございます。 第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書の歳出より御説明申し上げます。 住宅10ページ、11ページをお願いします。 1款1項2目一般会計繰出金の103万3,000円は同和対策住宅新築資金等貸付金滞納整理促進対策補助金及び和歌山県住宅新築資金等貸付助成事業費補助金を受けることに伴い、この同額を一般会計に繰り出すものでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 住宅の8ページ、9ページをお願いします。 4款1項1目貸付助成事業費県補助金103万3,000円につきましては、同和対策住宅新築資金等貸付金滞納整理促進対策補助金と和歌山県住宅新築資金等貸付助成事業費補助金の交付金であります。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程22 議案第30号 辺地総合整備計画の変更について ○議長(榎本鉄也君)  日程22、議案第30号、辺地総合整備計画の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 下企画調整課長。 ◎企画調整課長(下基君) (登壇) ただいま議題となりました議案第30号、辺地総合整備計画の変更について御説明申し上げます。 本議案につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、平成28年3月に定めた計画を変更するものでございます。 同法における辺地として、本市においては熊野川町小口地区、三津ノ地区、敷屋地区、九重地区が辺地としての要件を満たしております。 そのうち、次年度、小口地区内において兵連橋補強補修工事を行うに当たり、辺地債の充当を目的として事業の追加を行うものであります。 また、敷屋地区内において、既に整備計画内に登載しております敷屋大橋補修工事の事業費の増額及び期間の延長に伴い、金額及び期間の修正を行うものであります。 なお、この辺地債につきましては、対象の8割が後年度の地方交付税で措置されるという財源的に大変有利な起債であり、事業計画への登載と国の同意によりこの起債の充当が可能になるというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程23 議案第31号 市道路線の認定について ○議長(榎本鉄也君)  日程23、議案第31号、市道路線の認定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 木村都市建設課長。 ◎都市建設課長(木村雅洋君) (登壇) ただいま議題となりました議案第31号、市道路線の認定について御説明申し上げます。 本議案につきましては、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものです。 本路線は、熊野川町日足地内における国道168号日足道路整備に伴う旧道移管で、猪ノ井竹ノ前線、浦ノ井地浦地線として2路線の市道認定を行うものです。 猪ノ井竹ノ前線は、起点が田長トンネル西口付近の熊野川町田長字猪ノ井226番7地先で、終点は田長トンネル東口付近の能城山本字竹ノ前323番1地先となり、延長730メートル、幅員8.7メートルから35.4メートルの道路であります。 また、浦ノ井地浦地線は、起点が三津ノ橋付近の三叉路熊野川町日足字浦ノ井地876番2地先で、終点は熊野川行政局前交差点の熊野川町日足字浦地358番3地先となり、延長920メートル、幅員7.7メートルから19.9メートルの道路であります。 なお、供用開始につきましては県におけるかさ上げ工事やガードレール、舗装などの修繕工事完了後となります。 以上、簡単ではございますが御説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程24 議案第32号 市道路線の変更について ○議長(榎本鉄也君)  日程24、議案第32号、市道路線の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 木村都市建設課長。 ◎都市建設課長(木村雅洋君) (登壇) ただいま議題となりました議案第32号、市道路線の変更について御説明申し上げます。 本議案につきましては、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものです。 本路線は、新宮市新宮字砂羅3867番地1地先を起点とし、新宮市新宮字広角2377番地地先を終点とする、砂羅地内の山際を連絡する道路でありますが、終点付近の国道42号道路敷の一部が財務省、国土交通省の取組によって、今後、国道の道路区域を除外し、払下げ処分が進められる予定となっていることから、市道が行き止まりになってしまうこと、またこの処分予定地の一部には市が管理する水路が埋設されており、これまでと同様に路線、施設の機能を保全していく必要があることなどから、今回、国土交通省が処分を予定する国道道路敷の一部の譲与を受け、新たに市道道路敷として追加するものです。 今回、市道終点を広角地内の国道42号との接続部、新宮市新宮字広角2396番地7地先に変更し、この部分の延長増加分として、路線延長2,350.05メートルに79.75メートルを加え、路線延長2,429.8メートルとするものです。 以上、簡単でございますが、御説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程25 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について ○議長(榎本鉄也君)  日程25、諮問第1号、人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 南総務部次長兼人権政策課長。 ◎総務部次長兼人権政策課長(南守君) (登壇) ただいま議題となりました諮問第1号、人権擁護委員の推薦について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 本諮問は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるというものでございます。 新宮市の人権擁護委員の定数は9名でありますが、そのうち3名の方の委員の任期が令和4年6月30日で満了となりますことから、後任に、守安美湖氏、下岡輝子氏を再任、橋爪有紀子氏を新任という形で法務大臣に推薦したいというものでございます。 なお、委員の任期は3年であります。 委員の略歴につきましては、2ページから3ページに参考として記しておりますので御参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(榎本鉄也君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 諮問第1号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号はこれを同意することに決定いたしました。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後1時50分--------------------------------------- △再開 午後2時02分 ○議長(榎本鉄也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 当局の答弁者にちょっと申し上げたいんですが、議場のほうで聞き取りにくいという声がありましたので、ちょっと難しいんですけれども、マイクを近づけて答弁していただけるようにしていただけますか。よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程26 議案第2号 令和4年度新宮市一般会計予算 ○議長(榎本鉄也君)  それでは、日程26、議案第2号、令和4年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 なお、当局の説明については、これをおおむね各常任委員会への付託区分ごとに分割して行い、その都度質疑を行います。 議員各位におかれては、お手元に配付の議案分割付託表中、所属委員会以外の項目のみ質疑願います。 それでは、まず第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第2号、令和4年度新宮市一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお願いいたします。 令和4年度の新宮市一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を169億6,696万5,000円に定めるものであります。 予算の総額は、令和3年度の当初予算と比較して3億8,063万2,000円の増、率にして2.3%の増であります。 それでは、まず初めに、全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、248ページをお願いします。 給与費明細書のうち、1の特別職について、本年度の欄でありますが、長等3人の給料、手当及び共済費を含めて、合計で3,540万8,000円であります。 議員については14名で、その報酬、期末手当及び共済費を合わせて、合計で1億178万5,000円であります。 その他の特別職については、統計調査員や投票管理者、消防団員等867名分の報酬で4,696万3,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で、職員数は302名であります。なお、括弧書きは短時間勤務の職員数で、会計年度任用職員及び再任用短時間勤務職員合わせて289名の予定となっております。報酬、給料、職員手当の給与費と共済費を合わせて総額27億9,308万9,000円で、退職手当の減等により、前年度より9,386万円の減であります。 なお、職員手当の内訳は下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、下段のア及び249ページのイに記載のとおりであります。 また、(2)に給料及び職員手当の増減額の明細、(3)に給料及び職員手当の状況について記載しておりますので、御参照願います。 以上が、給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、給与費関係を除き、説明欄記載の主な事業について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、42ページをお願いします。 3歳出、1款議会費は、議員報酬並びに常任委員会、特別委員会等の活動費と事務的な経費であります。 次に44ページをお願いします。 2款総務費1項1目一般管理費は、主に庁舎管理経費や公用車の更新、職員研修経費などの経常的な経費であります。 49ページをお願いします。 2目文書広報費の説明欄1広報新宮発行等広報活動経費は、広報新宮の発行やホームページなどの運用に係る経費で、各種の媒体を通じて市政に関する情報発信やPR活動を行うものであります。 50ページをお願いします。 3目財政管理費は、統一基準公会計制度に沿った財務諸表の作成や、予算編成等の事務に係る経常的な経費であります。 4目会計管理費は、財務会計システムのリース料及び保守管理経費が主なものであります。 5目財産管理費は、普通財産の管理経費のほか、市所有建物に係る保険料等が主なものであります。 52ページをお願いします。 6目企画費は、市の施策の企画や調整、広域行政などに係る経常的な経費が主なものでありますが、説明欄6ふるさと納税推進事業は、平成20年度から開始されたふるさと納税制度において、寄附者へのお礼や市のPRのため、寄附者に対し返礼品として地元特産品等を贈呈するものでございます。令和3年10月から中間事業者への業務委託により、返礼品及びポータルサイトの追加、返礼品提供事業者とのさらなる連携を行い、寄附者の利便性の向上及び市の魅力発信、さらなる歳入確保にもつながっております。 54ページをお願いします。 7目自治振興費は、町内会の防犯灯設置、電気料金補助金など自治会への助成、市の会館の維持管理費等に係る経常的な経費でありますが、説明欄10三輪崎会館トイレ改修工事は、三輪崎会館のトイレについて、バリアフリー化を行うものであります。 56ページをお願いします。 8目緑化推進事業費は、生け垣づくり、花壇づくりに対する緑化奨励補助金等、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費であります。 10目住居表示費の説明欄2住居表示整備事業は、第12次住居表示として、令和3年度からの2か年で鴻田周辺地域の住居表示を実施するもので、昨年度の基礎調査に基づき、本年度での住居表示の完了を予定しております。 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など、基幹的な住民情報を扱う行政システム運用のための経常的な経費でありまして、59ページの説明欄4社会保障・税番号制度運用事業について、地方公共団体情報システム機構に対して、国、県、市町村等と情報連携する中間サーバー・プラットフォームの運用及び保守経費を交付するものであります。 58ページの12目情報推進費は、国並びに全ての地方公共団体とのネットワークシステムの運用経費や、ケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料、情報セキュリティに要する経費等が主なものであります。 13目行政局費は、主には熊野川行政局、開発センター、定住促進住宅、さつき公園等の維持管理に係る経常的な経費でありますが、すみません、61ページをお願いします。 61ページの説明欄5熊野川町公共交通運行事業は、熊野川町地域の公共交通として、令和2年10月1日から運行を開始した熊野川町デマンドタクシーと熊野御坊南海バスの路線バス小口線の運行について委託するものであります。 62ページをお願いします。 14目支所費の説明欄2高田村つくり推進事業は、国の地域おこし協力隊・集落支援員制度を活用し、区の再生と地域の活性化を目指すもので、活動2年目となる本年度は、協力隊2名、兼務の集落支援員6名体制として、活動の本格化を図るものであります。 64ページをお願いします。 15目公平委員会費は、各種団体への負担金と、委員3名に対する報酬等経常的な経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として、教育及び啓発に係る研修会の開催並びに啓発冊子等作成等に係る経費であります。 66ページをお願いします。 17目諸費は、説明欄記載の経常的な経費であります。 68ページをお願いします。 2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員の人件費など、経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費で、説明欄1の固定資産評価関連業務は、評価更新作業及び賦課計算等に要する経費でありますが、本年度は、令和6年度の評価替えに向けた鑑定評価業務により増額となってございます。 72ページをお願いします。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、戸籍法の一部改正に伴う戸籍システム改修委託料や、個人番号カードに係る事務費等であります。 74ページをお願いします。 4項1目選挙管理委員会費は、委員4名の報酬や委員会事務費など、経常的な経費であります。 2目参議院議員通常選挙費については、任期満了に伴う本年7月執行予定の参議院議員通常選挙に要する費用であります。 76ページをお願いします。 3目和歌山県知事選挙費は、令和4年12月16日の任期満了に伴う和歌山県知事選挙に要する費用であります。 4目和歌山県議会議員一般選挙費及び5目市議会議員一般選挙費につきましては、それぞれ令和5年4月29日、4月30日に任期満了を迎えることに伴う選挙に要する費用であります。 81ページをお願いします。 5項1目防災費の説明欄3防災行政無線システム改修事業は、防災行政無線の機能強化として、海水浴場等に隣接する拡声子局へのパトランプ設置や戸別受信機の追加配備を行うもの、説明欄10の住宅耐震改修事業補助金については、地震発生時の住宅の倒壊等による被害を防止するため、住宅耐震改修工事等を実施する者に対し補助金を交付するもので、対象件数につきまして、昨年度30件から50件に拡充しております。 83ページをお願いします。 83ページの説明欄14旅館等宿泊避難支援事業につきましては、新宮市内の旅館またはホテルが避難のために宿泊した市民の宿泊料金を割引した場合に、1人1泊につき3,000円を上限として、割引金額の全部または一部を旅館等に対して助成するもので、上限額について、利用者負担を軽減し避難先の分散化を推進するため、昨年度よりも増額しております。 84ページをお願いします。 6項1目統計調査総務費は、統計事業実施に係る経常的な事務費であります。 2目基幹統計調査費は、説明欄記載の四つの統計調査に係る経費で、そのうち説明欄2の就業構造基本調査につきましては、全国及び地域別の就業構造に関する基礎資料を得ることを目的として、5年に1度、国民の就業状況について調査を行うものであります。 86ページをお願いします。 7項1目監査委員費は、委員2名の報酬や事務費など経常的な経費であります。 以上、第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(榎本鉄也君)  ただいまの給与費明細書248ページから251ページ並びに1款議会費42ページから2款総務費87ページまで質疑を行います。 14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  55ページ、三輪崎会館のトイレ改修工事、どういうことすんの。 ○議長(榎本鉄也君)  屋敷議員、支所費なので教育民生委員会付託になります。 ◆14番(屋敷満雄君)  分かりました。59ページ、中間サーバー・プラットフォーム運用経費交付金、どういうことこれ。説明して。 ◎総務課長(赤木博伯君)  総務課の赤木よりお答えいたします。 中間サーバー・プラットフォームでございますが、中間サーバーとは、行政機関等のマイナンバーを取り扱うシステムと国が管轄しております情報提供ネットワークシステムのちょうど間、中間に置かれるシステムのことでございまして、マイナンバーの情報連携を行うに当たって必要となるプラットフォームとなっております。 ◆14番(屋敷満雄君)  分からんけど、いいわ。 61ページ、熊野川町のデマンドタクシーと、この辺は去年と比べて大分増えてんの、使用料。 ◎住民生活課長(勢古口千賀子君)  デマンドタクシーの分ですが、昨年と比べまして90万円程度増加しております。 ◆14番(屋敷満雄君)  結果的にこれは、タクシーを予約するいうこと。 ◎住民生活課長(勢古口千賀子君)  熊野川行政局住民生活課、勢古口より答弁させていただきます。 住民の方々がタクシーを利用する場合に予約していただいて、自宅のほうまで迎えに来ていただいて、あと目的地などまでタクシーに乗っていただくというシステムでございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  予約は前日か。その時々でいけるの。 ◎住民生活課長(勢古口千賀子君)  予約は乗車いただく1時間前までとなっております。 ◆14番(屋敷満雄君)  1時間前、有効やな、それは。こういう方式を当局のほうは高田も使いたいいうこと、いいや、ありがとう。分かりました。 67ページの7支え合いのふるさとづくり事業やろ、これは、これもあかんの。67ページ、支え合いのふるさとづくり、これもあかんの。 ○議長(榎本鉄也君)  それは大丈夫です。どうぞ、質疑してください。 ◆14番(屋敷満雄君)  詳細をお願いします。 ◎総務部次長兼人権政策課長(南守君)  人権政策課、南よりお答えします。 支え合い事業ですが、これは主に地域が抱える福祉課題等について、人権問題を解消するため、それぞれのニーズに合った福祉相談、就労相談等を行っています。 ◆14番(屋敷満雄君)  当局、ここでやっているの、市役所でやっているのやろ。 ◎総務部次長兼人権政策課長(南守君)  こちらはヒューネット新宮さんというところに委託しております。 ◆14番(屋敷満雄君)  分かりました。ありがとう。 次は、69ページの7番回収機構、和歌山の。これいけるね、税金やから。 これ900万円ぐらいあるんやけど、去年と比べてどうなの、増えてんの、回収は、お金のほうは。 ◎税務課長(木田和彦君)  税務課、木田よりお答えいたします。 回収機構の徴収金ですが、令和2年度ですと3,995万円ほどの徴収となってございます。ちなみに、令和元年度は2,200万円ほどの徴収金となってございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  ありがたい話やね。分かりました。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  お尋ねします。 53ページのふるさと納税推進事業。確認なんですが、これ昨年が1,200万円余りだったと思うんですね。今年になって6,100万円余、これはふるさと納税業務委託料が6,000万円ということなので、いわゆるほぼほぼそれという、業務委託料。ちょっと大きな額なので。 ◎企画調整課長(下基君)  企画調整課、下より答弁させていただきます。 全てが委託料にはなるんですが、内訳といたしましては、そのうち3割が返礼品代、返礼品送料、あとポータルサイトの手数料もろもろと、あと事務委託しているということです。それを合わせてということになります。 ◆2番(大坂一彦君)  なるほど、くしくもそのあたりを詳しくお聞きしたかったんです。今、お聞きしたんですけれども、残念ながら書き留めることもできず、私、例によってふるさと納税ふるさと納税とよく言っているもんですから、よくよくそのあたりを知りたいと思いまして、また改めて教えてもらえたらとも、聞きに行きますのでとも思いますし、場合によっては一般質問で触れたいと思います。 それともう一つ、書き留められなかったんですが、57ページの住居表示整備事業。 ○議長(榎本鉄也君)  それ、大坂議員、教育民生委員会の付託です。 ◆2番(大坂一彦君)  はい、そのときお尋ねします。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  9番、久保議員。 ◆9番(久保智敬君)  防災費、81ページ、今回新規事業で、戸別受信機を配備ということで4,741万9,000円。これは追加になるか、熊野川町がやられている事業そのまま追加という形で認識してよろしいですか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  防災対策課、竹田から御答弁します。 追加配備については、市内の、先日12月から1月にかけて、75歳以上のみの世帯と要配慮者を含む世帯約3,600世帯にアンケート調査を行いました。その防災に関する情報の受け取り方についてのアンケートを基にしまして、携帯電話やスマートフォン等の通信機器をお持ちでない75歳以上のみの世帯や要配慮者を含む世帯に対して、戸別受信機を貸与する方向で考えております。 ◆9番(久保智敬君)  1人当たり幾らぐらいの、戸別受信機自体の単価と、そして数、どのぐらいの数を設定されているんですか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  戸別受信機につきましては、1台約5万円します。それに屋外アンテナを含めますと8万円かかります。令和4年度の当初予算には、一応100台を計上しております。不足する場合は補正対応したいと思っております。 以上です。 ◆9番(久保智敬君)  これは、手を挙げていただく必要があるんですね。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  配布方法に関しましては、これから課内で協議して決めたいと思っております。 ◆9番(久保智敬君)  まだ決まっていない。了解です。 ○議長(榎本鉄也君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  今の防災のことについてお伺いしたいんですけれども、今、防災メールなどの発信というか、増やす努力というものをしているとは思うんですけれども、今もうスマートフォンが主流になってきていてLINEとかツイッター、あとフェイスブックなどもありますが、今後、防災メールの登録者数を増やすところに力を入れているのか、その他のSNSを活用していただくように市民に促しているのかとか。広報とか見ていても防災メールのURLとか防災メールを押している気がして、あんまりSNSはちょっと小さく書かれていたりとかするかなと思うんですけれども、今後、どういった方向を考えられていますか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  今回、防災行政無線システム改修事業の中には、エリアメールの配信対象のキャリアの拡充も入っております。新宮市の防災行政無線は、平成27年度にデジタル化をしまして運用しておりますが、メール配信やエリアメール等の複数メディアサーバーの交換時期となっております。交換することにより、防災行政無線と連動したエリアメールの配信対象がドコモ、au、ソフトバンクの三つのキャリアから、近年利用者が増加している楽天モバイルも新たに対応することになっております。 また、SNS等利用者は、現在、約8,000人になっていますが、これからも広報等でSNSやそういったことを広報していきたいと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみに、今防災メールはどれぐらいの人数登録されているんですか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  防災メールに関しましては、約7,000人です。 ◆5番(岡崎俊樹君)  僕が議員になった約3年前に、最初の頃、防災メール、もうちょっと活用してもらったらいいんじゃないかということで結構広報してもらったんですけれども、コロナとかいろんな影響あるかなとは思うんですけれども、イベントとかできないんで、最近はそういったことの広報であったりはされているんですか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  今回、アンケート調査をいたしまして、メール配信や電話配信等を希望する世帯の方が約800世帯おられましたので、まずはその対応をしていきたいと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  じゃ、今言われた800世帯には、そういった防災メール、登録分からない方はこちらから教えてあげるという形でよろしいですか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  はい、そのとおりでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  防災メールも結構な金額かかっているとは思うんで、せっかくあるものは登録してもらって利用してもらったりとか、あと先ほど言ったんですけれども、QRコードとか丁寧に貼っていただいているんですけれども、一つのQRコードで今五つとか読み込むこと可能なので、市民の皆様の需要に合ったもので登録してもらえればいいのかなとは思うんで、防災メールだけではなくLINEであったりツイッターであったり、そういったものも同時に読み込めるQRコードにしていただくとより利便性が高まるかなと思いますので、こういった登録、メール配信とかSNSで情報を受け取りやすい環境をつくっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 あと、61ページのデマンドタクシーについてお伺いしたいんですが、先ほども屋敷議員から質疑あったんですけれども、もう約1年半余り開始からたっていると思うんですけれども、市民の皆様の利便性というかアンケートというか、声とか、そういったものはお伺いしているのかということと、今後、熊野川町だけではなく、ほかの地域でも活用は考えられているのかということをお伺いしたいんですが。 ◎住民生活課長(勢古口千賀子君)  熊野川行政局住民生活課、勢古口よりお答えさせていただきます。 住民の方からの声ということですが、アンケートというものは特に今は取ってはございませんが、それぞれ住民の方から随時お声は聞いております。その中で、診療所や買物などにとても便利になったというお声はいただいております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  最初の頃は、時間帯もすぐ変更されたりとか工夫はされていたと思うんで、今後もより使いやすいようにお願いします。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  73ページの個人番号カード交付事業なんですけれども、これはマイナポイント、これは教育民生委員会でしたか。 ○議長(榎本鉄也君)  マイナポイントは教育民生委員会です。
    ◆7番(濱田雅美君)  失礼いたしました。 では、81ページの、先ほど久保議員からも出ていましたが、戸別受信機なんですけれども、100台分で予算を取っているということで、配布先というのはこれからの協議中ということなんですけれども、100台、私もそこが気になったのでちょっと再度お伺いしているんですけれども、これは、やはり申込みが多い場合、優先順位とかというのは大変つけにくいことと思うんですね。ですので、もし申請を受けるなりどういうふうな、配布先を協議中でこれからのことになるとは思うんですけれども、希望者というか必要な方が行き渡らないというか、漏れないような、必要な方のところにきちっと配布して設置していただけるように、そこをしっかりとしていただきたいと思いますのでお願いします。せっかくこうやって設置という方向性でもっていってもらったのですから、必要な方に設置が漏れないことだけはお願いしておきます。 あと、83ページの旅館等宿泊避難支援なんですけれども、これ金額的には何人分の予算として上がっているんでしょうか。避難支援事業の予算なんですけれども、これは何名分の予算として考えていますか。分かれば前年度はどれぐらいの利用があったのかを教えていただきたいです。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  防災対策課、竹田から答弁させていただきます。 今年度はこの補助金額が2,000円でした。それを1,000円上げて3,000円ということになっています。これは避難情報が出た場合に、分散避難としましてホテルに泊まっていただくという事業でございます。 今年は、幸いにも避難情報を出す災害がありませんでしたので実績はございませんが、令和2年度に、10月9日から10日にかけて来ました台風14号のときに、5施設、15名の方が利用されていただいております。 以上です。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。 これは延長をしたときに、私も補助金の金額を増やしていただけないかということを提言していたんで、増やしてもらうのは大変ありがたいんですけれども、1,000円増えて、私そのときはタクシーのこととかもお願いしていたんですけれども。一般質問のようになってしまいますので内容はここまでにとどめておきますが、前回はなかった、令和2年度は15名ということですね。分かりました、ありがとうございます。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  それでは、以上で給与費明細書並びに歳出、1款から2款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、3款民生費から4款衛生費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、3款民生費から4款衛生費について御説明申し上げます。 88ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費は、主には民生委員・児童委員の活動費や各種団体等への負担金、社会福祉協議会への補助金などでありますが、説明欄10の住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、速やかに生活、暮らしの支援を行う観点から、住民税非課税世帯等に対して1世帯当たり10万円の特別給付金を支給するもので、本年度において必要となる事務費の計上であります。 90ページをお願いします。 2目障害者福祉費は、主には重度心身障害児者医療費の給付と障害者の自立支援を目的とした自立支援給付や地域生活支援事業、障害児通所支援事業などの支援を行うものであります。 自立支援給付の事業としましては、93ページをお願いします。 93ページの説明欄9補装具費支給事業、ホームヘルプサービスの支援等を行う説明欄22の介護給付事業、グループホームや就労移行支援などを行う説明欄23の訓練等給付事業で、95ページのほうでは、医療費の扶助を行う説明欄36の自立支援医療などであります。 次に、地域生活支援としましては、93ページをお願いします。 93ページの手話通訳者等の派遣を行う説明欄15の意思疎通支援事業や、相談などの支援を行う説明欄24の相談支援事業、そして95ページのほうでは、外出のための支援を行う説明欄25の移動支援事業、創作的活動や作業訓練等を行う説明欄26の地域活動支援センター事業などでございます。 また、障害児通所支援事業としましては、95ページになりますが、95ページの説明欄32の事業で、児童発達支援や放課後等デイサービスなどを支援するものでございます。 96ページをお願いします。 3目老人福祉費は、高齢者の生きがいや生活の支援等を行うもので、97ページの説明欄12緊急通報システム事業は、24時間体制の緊急通報装置の設置に係る経費になります。そして15の事業では、寝具類等の乾燥消毒サービスを行います。そして99ページになりますが、20の事業では、要介護3以上の方、または障害者の方で疾病等により外出が困難な方を対象に、訪問理髪サービスを実施するものでございます。 また、説明欄22の新型コロナウイルス検査助成事業については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や重症化を防止するため、特別養護老人ホーム等の高齢者施設に新たに入所する65歳以上の方のうち、PCR検査等を希望する方に対し、検査費用の一部について2万円を限度として助成するものであります。 また、説明欄24の老人措置費等、26の養護老人ホーム運営費については、施設の入所措置費や、寿楽荘の指定管理費、施設の維持修繕等に係る経費であります。 次に、98ページの4目老人医療費は、県費2分の1の補助事業として、67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成を行うものであります。 5目国民年金事務費は、国民年金に関する事務事業の推進に係る経費であります。 100ページをお願いします。 6目隣保館費は、主には7つの隣保館の各種教室の開催と施設運営に係る経常的な経費であります。 102ページをお願いします。 7目国民健康保険事業費は、保険基盤の安定や職員給与費等に対する特別会計への繰出金であります。 8目後期高齢者医療費は、保険基盤安定制度及び療養給付費に対する一般会計負担分の特別会計への繰出金と、後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 9目介護保険事業費は、特別会計の標準給付費見込額の12.5%に加え、地域支援事業分や職員給与費、事務経費分について繰り出すものであります。 104ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費は、主には児童に対する手当支給、医療扶助及び児童の健全育成に要する経費であります。 説明欄1の子ども医療費助成事業は、中学校卒業までの児童を対象として、通院及び入院に係る医療費保険適用分について自己負担分を助成するもので、説明欄4の児童手当につきましては、中学校終了までの児童を対象に手当を支給するもので、対象者は2,605人を見込んでおります。 また、説明欄7の結婚新生活支援事業は、一定の条件を満たす新婚世帯に対し、新居の家賃や引っ越し費用など、結婚生活のスタートに必要となる費用を対象として上限30万円を助成するもので、説明欄13紀南学園改築事業負担金については、園舎改築に係る負担金であります。 また、説明欄14のあけぼの文庫解体事業は、図書の貸出しや各種行事が行われてきたものの、平成22年度より使用されず老朽化も進んでいる当該施設を解体するものです。 107ページお願いします。 107ページの説明欄22、子どもの貧困対策推進計画策定業務については、子供の貧困対策法改正を受け、令和3年度に実施した子どもの生活実態調査の調査結果を踏まえて、子どもの貧困対策推進計画を策定するものであります。 108ページをお願いします。 2目児童措置費は、主には私立保育園と認定こども園8園の運営に対する委託費及び給付費と、勤務地や里帰り出産等の事情により他市町村に入所を委託する広域入所委託経費等でありますが、説明欄5の三輪崎保育園園舎改修事業補助金は、園舎の老朽化に伴う保育室等の改修工事に対して補助するものであります。 3目母子福祉費は、主には母子及び父子家庭の児童への養育扶助や、独り親家庭に対する医療扶助、また独り親家庭の母親または父親に対し、就業支援として高等職業訓練促進費等を支給するものでございますが、111ページをお願いします、111ページの説明欄6、養育費確保支援事業につきましては、離婚前後の親に対し、養育費確保のための支援として、公正証書作成費用及び養育費保証会社への手数料に対して補助を行うものであります。 110ページの4目保育所費は、市立保育所3園の運営経費で、職員人件費や会計年度任用職員の保育士に対する報酬、賄い材料費等が主な経費であります。 112ページをお願いします。 5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、料理教室等各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会など四季の行事の開催を予定するものであります。 116ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費は、適正な保護を実施するための療養状況や扶養義務の調査等、現状把握に要する経常的な事務費、また就労支援の環境整備等に係る経費でありますが、説明欄6の生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者自立支援法が2015年4月に施行され、生活保護に至る前段階の自立支援策強化を図るため、生活困窮者に対し、自立相談支援事業の実施及び住居確保給付金を支給するものであります。 また、説明欄7の被保護者健康管理支援事業は、生活保護法の改正により、令和3年1月から必須事業となったもので、被保護者のレセプトデータから医療、健康等の情報を調査、分析し、生活習慣病に関する保健指導、生活支援及び頻回受診指導等を実施するもの。 そして、119ページ、お願いします。 119ページの説明欄8新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、緊急小口資金等の特例貸付における総合支援資金の貸付けが終了した生活保護に準じる水準の困窮世帯に対する支援策として、月額で単身世帯6万円、2人世帯8万円、3人以上世帯10万円の支援金を3か月間支給するものであります。 118ページの2目扶助費ですけれども、生活扶助や医療扶助など、生活保護に関する扶助費の見込額の計上であります。 120ページをお願いします。 4項1目災害救助費は、災害発生時の見舞金等の見込み計上であります。 122ページをお願いします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費は、主には母子保健、妊婦、乳幼児等の保健相談、乳幼児健康診査事業等、母子の保健事業の推進であります。 説明欄1の乳幼児健康診査事業は、母子保健法に基づき、節目の月年齢に応じた乳幼児健診を実施するもので、説明欄7の妊婦保健指導事業につきましては、妊婦の健康診査や一般不妊治療、体外受精等を対象とする特定不妊治療に対し助成するものであります。 125ページをお願いします。 説明欄17の子育て世代包括支援センター運営費は、妊産婦等の支援に必要な実情を把握し、妊娠、出産、育児に関する相談に応じて必要な情報提供、助言、保健指導を行うもので、出産後間もない母親や乳児に対して、心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業は、令和2年度からデイサービス型を実施しており、3年度からは、新たに宿泊型及びアウトリーチ型を開始しております。 126ページをお願いします。 2目予防費の説明欄1新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、予防接種法に基づく臨時接種の特例として行われるワクチンの追加接種に係る事務費及びワクチン接種委託料等について計上するものであります。 また、説明欄2の個別予防接種事業については、予防接種法に基づく定期予防接種及び任意予防接種に対する助成等でありますが、定期予防接種のうち子宮頸がんワクチンにつきましては、本年度より積極的勧奨を再開します。 128ページをお願いします。 3目健康増進費は、健康増進法に基づく健康教育、健康相談や健康診査、また訪問指導による生活習慣病の予防と改善を行うものであります。 説明欄3の健康診査事業は、各種がん検診や肝炎ウイルス検査、歯周疾患検診を実施するもので、説明欄7の特定健診等事業については、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、生活習慣病予防のため、平成20年4月から実施が義務化された特定健診及び特定保健指導を行うものであります。 130ページをお願いします。 4目環境衛生費は、畜犬登録・狂犬病予防注射事務と環境保全対策などに要する経費で、犬、猫の避妊・去勢手術費用に対する助成等についても計上しております。 また、説明欄5の海岸漂着物地域対策推進事業は、孔島・鈴島海岸において大量のごみ等が漂着した際に、県の補助金を活用して回収処理を行う経費であります。 133ページをお願いします。 5目公害対策費の説明欄2合併処理浄化槽設置整備事業補助金は、従来の専用住宅または店舗兼住宅の合併処理浄化槽設置及び単独槽撤去に対する補助に加え、本年度から、くみ取り便槽撤去と、単独浄化槽及びくみ取り便槽から合併浄化槽への転換時の配管に対する補助も実施することとしております。 6目火葬場費の説明欄1は、紀南環境衛生施設事務組合清浄苑の運営費負担金で、2につきましては、那智勝浦町の組合加入に伴い必要となる火葬場増設等に対する建設費負担分であります。 7目墓地管理費は、南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費であります。 134ページをお願いします。 8目と畜場費は、特別会計の運営に係る収支不足見込額を繰出金として計上するもので、9目簡易水道費は、簡易水道事業に係る運営費及び起債の元利償還金等に対して補助するものであります。 10目医療センター費については、病院建設事業に係る起債の元利償還金等に対し、その一定割合を補助するものであります。 137ページをお願いします。 2項1目清掃総務費、説明欄2の新宮市美化里親制度実施事業は、公共施設の美化里親制度で、提供する道具、花苗等の購入やボランティア保険への加入などに要する経費であります。 2目塵芥処理費の説明欄1ごみ収集経費は、家庭ごみの戸別収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費で、2のクリーンセンター維持管理費については、クリーンセンターの炉の運転管理と施設の維持管理運営に要する経費であります。 139ページをお願いします。 説明欄3、クリーンセンター長寿命化事業は、長寿命化計画に伴う各機器の更新整備を実施するもので、説明欄4の資源物等処理経費については、不燃物の処理経費や焼却灰処理、粗大ごみの運搬処理経費が主なものであります。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合南清園に対する維持運営費等の負担金で、4目産業廃棄物処理事業費は、水質検査等維持管理に要する経費であります。 140ページをお願いします。 5目ごみ減量推進費の説明欄1、資源物収集業務は、市内171か所のエコ広場において分別された資源物の収集運搬等に要する経費で、2のふれ愛収集業務については、資源物の分別や排出ができない世帯を対象として、家庭からクリーンセンターへの収集運搬業務を委託するものであります。 また、説明欄6の常設エコ広場運営事業につきましては、各地域のエコ広場やクリーンセンターへの持込みが難しい方等に対して、資源ごみの排出機会を増やすことを目的として常設エコ広場の設置、運営を行うもので、本年度は、備品購入費のほか、収集委託料など運営に要する経費を計上しております。 以上、3款民生費から4款衛生費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(榎本鉄也君)  会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後2時57分--------------------------------------- △再開 午後3時10分 ○議長(榎本鉄也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 それでは、先ほどの3款民生費、88ページから4款衛生費、141ページまでの質疑を行います。 13番、松本議員。 ◆13番(松本光生君)  1点だけ。 105ページの紀南学園改築事業負担金なんですけれども、これ建ててから50年ですかね、半世紀たってきた。ちょくちょく建て替え問題もずっと出ていたんですけれども、新築に建て替えるいうときに何かあったんですね、このときに。新築にできんのかという話があったときに、この事務組合なんですけれども、何もなかったですか、その話のときには。 ちょっとはっきり聞いていないけれども、あったんやね、あのとき。あったんやと、ここも言いやるんやけれども。 ◎副市長(向井雅男君)  たしか国の交付金の関係だったかと思いますが、国のほうが要綱を改正していただいて、新宮市の要望のとおり措置していただきましたので、交付金のほうつくような形で今、事務を進めているところです。 ◆13番(松本光生君)  これが入所者の方は何人ぐらい、現在。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  子育て推進課、梶田よりお答えいたします。 入所者は大体20名前後で推移してございます。 ◆13番(松本光生君)  これ、ここ何年か、5年でも、これ増えているんですか、利用される方は。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  大体20人前後で増減もほぼ1名、2名程度の増減となってございます。 ◆13番(松本光生君)  そのくらいの人数でいったあるんですね。 新聞でちょっと見たのは、これ老朽化といっても、半世紀したら老朽化超えたあるわね。それでもこの金でやってくれるのはいいですけれども、何か子供にもプライバシーがあって、やっぱりそこらは分けていくということで、何かそういうことも措置すると言うているんですけれども、ちょっと簡単にちょっと聞かせて、それ。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  設計に当たりましては、国県が示しているできる限り良好な家庭的環境ということで、それに沿う形で、児童の居室の個室化ということを実現してございます。建て替え後の使用者でございますが、1棟当たり6人ということで、それを3棟建設いたします。それと管理棟と合わせて4棟を建設する予定にしてございます。 ◆13番(松本光生君)  この老朽化がすごいと思うんやけれども、これ耐震にも十分、この改修のこの予算でできるんですか。一番大事な問題になってくると思うんやけれども。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  基準はクリアしているものと思っています。 ◆13番(松本光生君)  ありがとうございました。 ○議長(榎本鉄也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  私、教育民生委員会に所属していませんので、ちょっと細かくなりますけれども、お聞きさせていただきます。 89ページになりますけれども、地域ふれあいネットワークづくり補助金、これは地域ふれあいネットワークというのはどういったこと。ざっくりで結構なんで教えてください。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地よりお答えいたします。 これは、社会福祉協議会に委託で行っている事業に補助を出しているもので、地区懇談会やサロン開催など、地域でのネットワークづくりに社会福祉協議会が行っていただいているものでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  コロナ禍の中で大変ですけれども、頑張っていらっしゃいます。ありがとうございます。 続きまして、93ページ、16番ひきこもり者社会参加支援センター運営事業なんですけれども、ひきこもりってこれ社会問題ですよね。どういった委託料、どういったことを行っていらっしゃるんですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  木ノ川にありますあずまプラッツ、NPO法人ハートツリーのほうがあずまプラッツを運営しておりまして、ひきこもり者の居場所づくりを行っております。それに対する補助でございます。運営事業でございます。運営費でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  木ノ川のところの。その中身とかまた教えてください。 97ページです。7番の高齢者見守り交流事業、これ物すごい大切なことやと思うんですけれども、どういった事業をなされていますか。ざっくり教えてください。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  健康長寿課、中上からお答えいたします。 地域見守り協力員制度補助金ということで、内容ですけれども、ちょっと手元に資料ございませんので、ちょっとお待ちください、すみません。 ◆11番(竹内弥生君)  教育民生委員会に所属していませんので、次に行っておきます。 12番の緊急通報システム事業、これ24時間体制ですよね。これ市民の周知度はどれぐらいだと思いますか。割と知らない方いらっしゃると思うんですよ。市民の方の周知度ということは、ある程度分析されていらっしゃいますか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  健康長寿課、中上からお答えします。 周知につきましては、広報等を通じて年2回ほど周知しているところであります。 現在、登録者数ですけれども、旧新宮市では61人、熊野川地域では11人、計72名の方が登録されております。 ◆11番(竹内弥生君)  もう少し人数を増やすように、また周知度のほう、年2回だけではなく増やしていただくようにお願いしておきます。 先ほどの見守り交流事業につきましてのほうでございますけれども。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  すみません、福祉サロンの中での見守り活動等の活動を行っている状況でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それで、全体的に市、包括的に見て、そういう見守り事業を各地域ごとに行っているという認識でよろしいですか。ありがとうございます。 99ページなんですけれども、在宅ねたきり高齢者等訪問理髪サービス事業6万円、これ在宅で寝たきりになっている方は結構いらっしゃると思うんですけれども、6万円、今までの数年間の例えば利用なさった方のある程度の。ここはあまり力を入れていないんですか、6万円ということは。割といらっしゃると思うんですよ。寝たきりの方でサービスをしていただきたいと思う高齢者の御家族の方を含めまして。 この辺はまたもう少し幅広く検討していっていただきたいと思いますけれども、どうですか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  在宅ねたきり高齢者等訪問理髪サービスですけれども、実績においては令和2年で実利用者数22名、延べ利用者数24名ということで、大体決算においては毎年4万8,000円程度で利用者がいるということであります。 ◆11番(竹内弥生君)  これは手を挙げる制度ですか、それともこちらからいかがですかと。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  理髪者さんのほうから訪問していただいて、頭髪のカット、また洗髪ということで開催しております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 それと、26番の養護老人ホーム運営費9,761万9,000円、1億円ですね。これはもう先ほど先輩もおっしゃっていましたけれども、いろんなものが老朽化していくということは、いろんな経費がかかってくるということが間違いない。この1億円近い数字を出して指定管理を続けていくということに関しまして、1億円近くの金額を出すんだと、もう民間にするとかいろんな方法を考えるという大きな大きな転換の道が、ちょっと考えたことはないですかね、当局のほうは。1億円です、これ。物すごい古い建物ですね、ここも。 26番の養護老人ホーム運営費というところなんですけれども、これ指定管理のところと違いますか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  今、指定管理を管理料として年間9,000万円歳出しているところでございます。 今後については、まだ、今、協議中のところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  これはもう今課長にいきなりこういうことを質問をぶつけても、やぶさかではございませんけれども、おかしいと思うんですが、この1億円近いお金がかかってくるということを念頭に置いて、そして老朽化、建物に関しましても毎月かかる経費は結構あると思うんです。備品等いろいろなものが。そこについてまた前向きにいろんなことを考えていっていただきたいと思います、市長。 105ページになります。このすばらしい7番結婚新生活支援事業、これは物すごいこれから結婚する人に対しまして、私はすばらしい案を出して実行していただくんだなと感謝しております。どういった形でこの数を推測なされましたか。この金額を推定するに当たりまして、これから結婚する数というのはどのように分析されたか、ちょっとお聞きしたいなと思いまして。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  子育て推進課、梶田よりお答えいたします。 今回計上させていただきましたこの補助金につきましては、上限を30万円とするもので、新規事業でございますので、15件ということで見込んでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ここ数年間の結婚した新婚家庭の数とかある程度把握して見込んだ数ですか。それは分からないですけれどもね。15件ということですね。新年度の新しいすばらしい事業なんで、ありがとうございます。 107ページなんですけれども、22番子どもの貧困対策推進計画策定業務委託料330万円、これ子供の貧困対策というのは、なかなか表に出てこない難しいものだと思うんですけれども、この委託をされる業者はどういったことを報告してきますか。子供の貧困に関する委託をして調べてもらっている。それに関しての委託料ですよね。このお金を渡して、しっかりこの子供の貧困という施策が前に進んでいっているのか、ここ数年のその結果と申しますか、現状を教えてください。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  こちらにつきましては、今年度、令和3年度で子供の生活実態調査というアンケート調査を行いました。令和4年度に計上させていただきますこちらの子どもの貧困対策推進計画策定業務でございますが、本年度行いましたアンケート結果を用いまして、計画策定の業務を委託するというものでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  アンケートをしっかり取ったんですね。ありがとうございます。 111ページになります。これ私一般質問でも提言させていただいて、取り上げていただいたことを本当に感謝いたします。6番養育費確保支援事業、この中身を少し教えてください。私が提言したものが反映されたということありがたいんですけれども、どういった形で行っていくのか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  こちらにつきましては、離婚前後の独り親となる方に対する補助でございまして、公正証書等の作成費用の補助であったり、養育費保証契約を締結する際の必要な費用の補助を行うものでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  補助はどれぐらいですか。大体かかるのは3万円程度だと調べたところなのですけれども、市が行うその1世帯に対する補助の。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  公正証書等作成費用の補助としましては上限3万円、養育費保証契約締結費用の補助といたしましては上限が5万円ということで設定させていただいております。 ◆11番(竹内弥生君)  これはもう本当にありがたいことです。ありがとうございます、市長。 1人で子供を育てていくということに関しまして、無責任な父親からしっかり約束を取り付けるということに行政が手を貸していくという画期的なことだと思います。ありがとうございます。 121ページになりますけれども、1番災害見舞金90万円、この災害見舞金というのはどういった形でお支払いしているんですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地よりお答えいたします。 災害見舞金につきましては、火災や災害等で全壊、半壊または全焼全壊または半焼半壊、床上浸水等にそれぞれ定額の見舞金を支出するものであります。 ちなみに、全焼であったら5万円、全壊で5万円、床上浸水等で2万円、もしまたそれによる死亡者がいらっしゃればお一人5万円というような形で設定しております。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、これは甚大な災害が起こったときは補正予算を起こして予算を組むということですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  議員おっしゃられるとおり補正対応になると思います。 ◆11番(竹内弥生君)  123ページなんですけれども、妊婦保健指導事業、今、妊婦の保健で指導されても、うちの娘なんか田辺市へ行くのに2時間半もかけて行くんですけれども。この産婦人科問題におきまして。3月から産婦人科が止まっていく。これ一般質問でも詳しくちょっとお聞かせさせていただきますけれども。この補助に関しまして交通費とかのほうも、いら立っている。今、転院させられた妊婦さんたちはいら立っているんですよ。静かに。大きな大きな声にはなりませんけれども、自分の身が大変ですので、静かな形でいら立っている。 それに関して、保健センターからの電話等が、少し配慮が足りないということをお聞きしています。このように言葉だけで妊婦保健指導事業、妊婦健康診査委託料とか並べられても、もう少し対応も注意していただきたいですし、これにつきまして、現在起こっている事実に関しましては、全く従来どおりではないですか。ここら辺はまた一般質問でしますけれども、よろしくお願いします。 125ページになります。17番の子育て世代包括支援センター運営費、これはデイサービスであったり、宿泊、先ほどざっと説明されたんで一言一言聞くのに大変なんですけれども、この産後ケア事業実施委託料、デイサービスだったのを宿泊も増えアウトリーチになったということなんですけれども、それはいつからですか。それはどのようにその方を支援されるのか。どういうふうな決まりで、本人さんからの相談であったりとか、そんな形でしょうか。包括支援センターのほうで。 ◎保健センター長(福本良英君)  保健センター、福本よりお答えさせていただきます。 この産後ケア事業につきましては、出産後の母子の方々に対して、心身のケア、育児のサポート等を行うことにより、産後も安心して子育てできるように支援するものでございまして、令和2年10月よりデイサービス型というのを開始してございます。これらにつきましては、現在、かづこ助産院のほうで、デイサービスをしていただいているところでございます。 また、令和3年度より宿泊型及びアウトリーチ型ということで、御自宅に訪問してというような事業も開始しておるんですけれども、そういった方、件数につきましてはまだ少ない状況でございます。訪問させていただいて、アドバイスをさせていただくというような事業をさせていただいているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  このアウトリーチ型で訪問していくことに関しまして、訪問するということは、本人さんから心配事とか相談されてから訪問されるという形になるんですか。 ◎保健センター長(福本良英君)  基本的に、出産される際に医療機関のほうでのそういった産後ケアの支援があるということをお伝えすると同時に、新生児訪問というのも2か月ぐらいのときに行うようにしておりまして、そのときに御利用していただけるような御案内をさせていただいているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。ありがとうございます。 あと129ページなんですけれども、4番訪問指導事業、健康相談事業、これ訪問基準というのはどんなんですか。 ◎保健センター長(福本良英君)  この事業につきましては、40歳以上65歳未満で口腔衛生指導が必要な方に対して、いわゆる口のケア、口腔ケアの指導が必要な方に対して、歯科衛生士によるケアを実施しているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがたい案ですよね。1万8,000円。取ってつけたような値段ですけれども、もっとそういう今のおっしゃったことなら、やっていただきたいという市民の方が結構あると思うんです。また周知のほうをよろしくお願いいたします。 133ページの墓地清掃委託料に関してでございますが、この墓地清掃に関しましては、順番とか決めているんでしょうか。私たちというか先輩議員たちも含めまして、当局のほうにここどうですかと提言をしに行ってそこからやっていくとか、水道のようにある程度決めていて、発生したところをまた戻ってやるとか、そういうふうに順番とか決めているのか。墓地の清掃ですね。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  生活環境課、竹田より答弁させていただきます。 墓地の清掃に関しましては、ごみの回収委託ということで、週1回定期的に回収させていただいております。これに関しましては、収集運搬の許可業者にお願いしているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  委託業者のことをどうこう言うことはございませんけれども、割とそのまま置いて行かれているということもお聞きしたので、またよろしくお願いいたします。 137ページ、先ほど、課長ね、早口で、私、教育民生委員会にまだ1回も入ったことございませんので、一生懸命聞き取って分からなかったところを、もう少しだけ簡単に。先輩方、お許し願いたい。 2番のアダプト・プログラムのところです。この説明を少しざっくりで結構なんで、もう一度教えてください。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  この制度につきましては、環境美化というところを目的にしておりまして、現在八つの団体がございます。そこに消耗品としまして、花代であるとかあと肥料代、そういったものをそれぞれの団体に分配させていただいて、活性化いただいているところであります。 また、平成22年度ぐらいからだったと思うんですけれども、土建業組合からも寄附をいただいて、それに活用させていただいているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  平たく申しますと、そこへお花が咲いているところを里親みたいな形で面倒見てくれて、その方に対する経費ということなんですね。この里親さんというのは結構毎年きっちり見つかっていくというか、まだまだ何年後までもしっかりやってくださるという方が、市民の方いらっしゃるんですか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  それぞれ団体によって会員数が違っておりますけれども、きちっと定期的に報告もいただいておりますし、活動もしっかりやっていただいているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 最後ですけれども、141ページ、ふれ愛収集。これは本当に多く取っておいていただきたい。課長もちょっと一般質問でもよくおっしゃってくれていますけれども、周知をたくさんしていきたいと。割と知らない方が多い。その簡素化をしていく。民生委員を通じてではなく、市民が行政に申請をするに当たって簡素化していくということをいただいているんですけれども、この簡素化につきましてはどうなっていますか。ふれ愛収集、これからも高齢化がますます進んでいくと思うので、これは物すごい意味のある施策だと思うんですけれども、その手続についてはいろいろ考えていらっしゃいますか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  以前も議員から御提案いただいたかと思います。住みやすい環境づくりのための分別や排出が困難な高齢者、または障害者の方々を支援する大切な制度ですので、利用しやすく、また申請しやすい、また迅速に利用開始ができるような取組をしっかり取り組んでまいりたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  きれいな言葉でありがとうございます。簡素化でしていっていただきたい。せっかくのふれ愛収集。もう間違いなく高齢化になってきます、新宮市。よろしくお願いします。 もう一点、生ごみ処理容器購入費補助金、これ結構知られていないんですよね。置く場所もない、面倒くさい、洗うのもえらいという方もいらっしゃいますけれども、割と紀宝町なんかでいうと使われていらっしゃる方が結構いらっしゃるんです。新宮市はこの補助金を使う、どれぐらい使っていますか、この3年ぐらいでは。3年まで遡らなくても大丈夫ですけれども、近々でも結構です。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  令和2年度ですけれども、これタイプといいますか補助の制度が三つございまして、一つは電気式のごみ処理容器の補助、それからEM容器、で、コンポスト。コンポストというのは簡単な割と安価なものなんですけれども、そのコンポストについては、割と例年、数は出ておりますが、令和2年度につきましては、コンポストが2件、それから電気式のごみ処理容器が1件。令和3年度につきましても同じような形で、大体横ばいの申請状態ですが、先日もたしか地方紙のほうにも記事提供させていただいて、載せていただいたところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ごみ減量化に向けて新宮市は答申も出て、突き進んでいくんだと思うんですけれども、このコンポスト、これって1件、2件、3件、4件みたいな少ないですよね。これ割と使ったら便利というか、生ごみも少なくなる、それによってごみ袋もあまり要らなくなるというような、物すごいプラス要素がありますので、もうちょっと課長、周知のほうお願いします。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  続いて、6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  131ページの犬及び猫避妊・去勢手術費用補助金なんですけれども、これは基本的には飼い猫だけなんでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  新宮市犬及び猫避妊・去勢手術費用補助金要綱というのがございまして、飼い犬、飼い猫という形で、手術費用の2分の1の補助をさせていただいて、上限が6,000円という制度でございます。 ◆6番(三栗章史君)  大体実績はどれぐらいあるんですか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  令和2年度実績ですけれども、少し予算を上回る98件、58万4,000円ほどの申請が出ております。補助金を交付しております。 ◆6番(三栗章史君)  一般質問でも言うたんですけれども、これは保健所の範囲になるのかもしれないんですけれども、かなり野良猫のことで市民の方が困っている方が増えてきているように思います。その辺も対応できるように、今後ちょっと考えていただけたらなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、133ページ、自動車騒音常時監視業務委託料というのがあるんですけれども、これはどんなようなことをされているんでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  これは環境省からの法定受託事務になりまして、騒音防止法に基づく自動車騒音の状況及び対策の効果を把握して、公害防止の基礎資料とするということで、環境省のほうから委託を受けてやっている事業でございます。 ◆6番(三栗章史君)  やっている業者は県内なんですか、地元なんですか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  これは専門的な業者になりまして、ちょっと県外の業者になるんですけれども、1年に1回、場所を定めて騒音の調査をやるという制度でございます。 ◆6番(三栗章史君)  最後に、137ページのクリーンセンター運転管理業務委託料8,900万円かな、これは毎年これぐらいの金額なんでしょうか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  クリーンセンター、池ノ本からお答えさせていただきます。 例年、大体同じような金額となってくると思います。 ◆6番(三栗章史君)  これはどこかのメーカーというか、地元ではできないあれなんでしょうかね。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  横浜のほうに本社のある会社でして、新宮市に事業所あるんですけれども、こちらの業者にお願いしています。 ◆6番(三栗章史君)  新宮市も何社かそういうところはあるんですか、できるようなところは。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  この会社が新宮市の焼却炉を建設した業者の子会社となっておりまして、ほかの業者では多分無理だと思います。 ◆6番(三栗章史君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(榎本鉄也君)  8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  99ページの新型コロナウイルス検査助成事業なんですけれども、特別養護老人ホームに入所の方で、65歳以上の方のうち、PCRの検査を希望する方に対して、検査に係る費用の一部を負担ということで書いていますけれども、助成額が2万円が頭打ちとかと聞いたんですけれども、何分の何の2万円というのか。 それと、これは施設では、今、入所の際にPCR検査が必ず必要ということになっているんか、ちょっとその辺、伺います。 ◎健康長寿課主幹(萩原桂二君)  健康長寿課、萩原よりお答えします。 この新型コロナウイルス検査助成事業ですが、新宮市の方で、新宮市の高齢者施設に新たに入所する方に対して2万円を限度として助成を行っております。 今、検査の医療機関によって単価はそれぞれなんですが、現状で見ますと、1万5,000円であるとか1万7,000円、2万円までで済んでおりますので、利用者の負担全額を補助する、できるということになっております。 ◆8番(東原伸也君)  そしたら給付というような形になるんですね、まあ言ったら。分かりました。そうしたらもう全額されると。 これは、今おっしゃっていただいたように、当事者に支払われるということですね。それは、施設側が今それをしなければ入所できないということになっているんですかね。その辺はどうですか。 ◎健康長寿課主幹(萩原桂二君)  この検査は必ずしも検査しなければならないということじゃなくて、希望する方のみ検査するということになっております。 ◆8番(東原伸也君)  分かりました。 もう一点、129ページ。ここに子宮頸がんワクチンのことで説明欄書いていただいているんですけれども、昔、子宮頸がんというのは16歳未満の方じゃないとワクチンが云々とかという話やったと思うんですけれども、何かこれ20歳以上とかって検診と書いていますけれども、その辺は何か変わったあれがあったんですか。 ◎保健センター長(福本良英君)  子宮頸がんワクチン接種のほうの上のワクチン接種につきましては、令和4年度から積極的な勧奨をしていくということで予算化させていただいております。 対象年齢につきましては、これまでと同様かと思うんですけれども、例えばこれまで打てなかった方々への対応とか、そういったことについて、まだ厚生労働省のほうからきちんとしたアナウンスはされていないんですけれども、そういったことも含めて、今後、令和4年度において対応していくことになろうかと考えております。 ◆8番(東原伸也君)  そしたら、まだ16歳以上の方云々という話ではないんですね。これ検診は20歳以上と書いていますけれども、ワクチンはまた別に示されているということでよろしいんですか。 ◎保健センター長(福本良英君)  ワクチンの年齢とまた検診とはちょっと異なる年齢という考えでございます。 ◆8番(東原伸也君)  そしたら、また新たに通達来たら教えてください。ありがとうございます。 ○議長(榎本鉄也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  先ほどのクリーンセンターの話なんですけれども、市外の会社の方が新宮市にも会社をつくって操業時から行っている。なので、今の新宮市にも他の業者もあるけれども、その他の業者では無理だと。無理とおっしゃいましたけれども、その無理の根拠は。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  クリーンセンター、池ノ本からお答えさせていただきます。 先ほど申し上げましたように、今回、うちの運転事業者につきましては、建設会社の関連子会社でして、機械の運転について精通した業者でありまして、特殊な機械ですので、その他の業者では運転できないんではないかなというふうに考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  だけども、その特殊な技術を持っている業者が出てきたら、また変わっていくということはあり得ないんですか。今のままの業者がずっとやっていくということですか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  先ほど申し上げましたように、建設業者の関連事業者ですので、ほかの事業者では出てこないんではないかなとは思いますけれどもということで、今のところは現業者にお願いするつもりで、予定にしております。 ◆11番(竹内弥生君)  ないんじゃないかと思うんだけれどもなんてことはちょっと違うと思います。ここから先、同じ業者がずっと同じところでこの大きな予算をもらってやっている人たちの生活は、しっかり確保されている。でも、これから競争時代に入っていきまして、ほかの新宮市内の業者たちも入っていきたい方も出てきて、その技術を伴って出てくるときが来るかもしれない。そういうときは、また幅を広げて入札を行ったりしていくことは考えていないんですかとお聞きしています。 だから、思うんですとかそういう抽象的な言葉では幅が広がらない。じゃ、もうここの今やっている方にずっとお任せするという、そこの会社が廃業をするまでということですか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  先ほど申し上げましたように、この業者につきましてはクリーンセンター開設以来、運転を行っていただいている会社です。これまでの経験とかノウハウ等につきましては、その他の業者さんには持ち合わせていないものであるというふうに考えておりますので、この事業者さん、現在の事業者さんにこの先もお願いするということで考えております。
    ◆11番(竹内弥生君)  経験とかそういったものは、今からの時代、30代、40代の社長たちが出てきて、しっかり技術を持って、クリーンセンターの今の経験と、操業者じゃなければできないということは、じゃ100年後もそこの会社でやってもらうんですか。子供とか継いでいって。できないことはない。誰かにもしそこが倒れたときに、何が起こるか分からないこの社会の中で、そこの会社がもし何かで倒れたときにほかの業者に頼まなきゃならないということも出てくるわけじゃないですか。 だから、今のできないという思いのちょっと趣旨が分からないんですけど。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  先ほど申し上げましたとおり、これまでの経験というのはほかに代え難いものがあるんではないかなというふうに思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  何を言うても、先ほども申し上げたとおりばかり耳につくんですけれども、これからもしよかったらまた考えてください。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  ほかに。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  93ページでございますが、ひきこもり者社会参加支援センターということありますね。もう過ぎし日なんですが、仲之町でひきこもりの方のそういう施設が新聞記事になっていました。不正であったということで。これはうちは関係ないんですか。先ほどお聞きしましたら、執行者に、木ノ川のほうにもひきこもりの方がいらっしゃって、そういうひきこもりの方を大切にお預かりして、ちゃんとして見守っているところが、不正受給をしたということ、大きく紀南新聞にも載っていましたけれども、熊野新聞にも。あれはうちとしては、新宮市であっても、先ほどの当局の御答弁では、木ノ川のことはおっしゃっていましたが、こちらの仲之町でやられていたこの事業者は、私ども新宮市としてはもう関係ないことですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地よりお答えいたします。 議員おっしゃられる県の処分を受けた不正を行った事業の対象としては、自立支援と放課後等デイサービスの2事業に関しての不正請求があったことにより、県より処分を受けたものでございます。 この事業所の認定取消しについては県が行うものであり、給付については市も行っておりますが、国や県の補助をいただいて行っております。今後、返還いただいた分については、実績の報告をして、また国への返還金になってくるものであります。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、今までその事業者が、新宮市が発注したそういう事業に補助金を出したことあるんですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  発注といいますか、この事業所としての認定が県で行うものでして、そこが行ってサービス料等の請求はこちらで事務処理として支給をしておるもので、発注という形とはちょっとイメージが違うかなとは思いますが。 ◆15番(福田讓君)  この質疑が間違っていたら訂正させていただきますけれども、新宮市でそういう事業を、今、木ノ川にあると言っていましたね、先ほど御答弁で。誰か同僚議員が質疑されたと思うんです。ひきこもりとかそういうのやっていただいているところ、立派な方ですので、どこかの新宮市出身の方だと思っています。1回そういう不正なことがあったとき、新宮市としてもやっぱりそれを捉えて、今後そういうことをさせないということで、そういう業者を、これ認定というのは県ですね。そうですね。 だから、市としては、結局それに対しての措置はできないということですね。あくまでも県が認定してその事業を請け負わせてやっている以上では。 今、私聞きたかったのは、その事業者の方は今まで新宮市の中でそのような事業で補助金出したことあるかないかと、ちょっと質疑なんです。ないんですね、今までは。 ◎福祉課長(前地秀高君)  あくまでも障害福祉サービスに対するサービス料の給付を行っているのみでございます。 ◆15番(福田讓君)  今、課長の明確な御答弁で、県が全て責任を持つということで分かりました。 それから、今、地域包括支援センターの予算というのは、これ地域生活支援とかいうのたくさんあるんですけれども、そこについてちょっと質疑させていただきたいんです。担当課、誰かいらっしゃいますか。詳しくは一般質問でさせていただきます。 地域包括支援センターというのは、独り暮らしとか認知症の方を見守っていただいたり、いろんなお世話していただいて、職員の方が一生懸命やっていただいていることはもう重々分かっています。そのことについてお聞きしたいんです。 今回の予算はどこに入っていますか。 ◎健康長寿課企画員(辻本美恵君)  健康長寿課、辻本よりお答えさせていただきます。 その予算につきましては、介護保険の特別会計のほうで計上させていただいております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。 それであと、今まで私が紀南新聞とか熊野新聞を見て確認しているんですけれども、生活保護の方は、以前は600人ちょっと超えていまして、今回でも8億円ほどの予算になっています。以前は10億5,000万円までこれありました。高齢者の方もお亡くなりになる方もいらっしゃいますし、また自立された方もいらっしゃいますが、現在、新宮市で生活保護を受給されている方が何名で、県下で、今、何位ですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  新宮市の1月末現在ですが、481世帯、591名でございます。 ちょっと今、県下で何位かというのは資料ございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。 600人に比べたら、かなりずっと毎年少なくなっていることが現実なんですが、県下で何位目かと、後で結構ですのでよろしくお願いします。 それから、シルバー人材センターについて、補助金1,200万円ということを計上されていますけれども、シルバー人材センターは補助金、いわゆる社会福祉協議会でも年間4,800万円の当初予算に上がってきて、これはあくまでも地域の見守りも含めて社会福祉協議会への支援金ですか、補助金を出しているんですか。 シルバー人材センターの1,200万円というのは、これはもう補助金として出させていただいて、後の会計報告というのは市のほうへ上がってきていますか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  決算報告については毎年新宮市のほうへいただいております。 ◆15番(福田讓君)  そしたら、シルバー人材センターのそこで職員の方がいらっしゃるんですが、うちからは派遣はされていないんでしょうか。うちというのは新宮市から、嘱託職員とかそんなんは行っているんですか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  新宮市からの派遣はございません。 ◆15番(福田讓君)  ということは、そのシルバー人材センターを運営している方の中で、役員の方の中でその理事長等は決められるということですか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  シルバー人材センターにおいては、正職員3名、嘱託2名、臨時職員3名、理事長1名、計9名の方で構成しております。 ◆15番(福田讓君)  その中で理事長とか選任されるということですね。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君)  そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  それから、新宮市には民間の保育所とかそういう経営していただいている方もいらっしゃるんですが、これの補助金というのは、新規にとか、園の老朽化によって改築された、それでも国・県からの補助金というのは、どのような割合で補助していただけるんでしょうか。 私が言っているのは、市立じゃないです。私立の保育所とか幼稚園ですが、それの新築、また老朽化に伴う改築とかには何十%の補助があるとか、それをちょっとお知らせ願いたいんです。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  子育て推進課、梶田よりお答えいたします。 今回、三輪崎保育園の園舎改修事業補助金ということで計上させていただいておりますが、こちらについては国2分の1、市からは4分の1で、事業者が4分の1という負担でございます。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。 広報の件につきましては、これは予算の中で、これはもう聞けないですね。一般質問じゃなかったら聞けないですね。 局長、どうですか。 ○議長(榎本鉄也君)  総務建設委員会の所管です。 ◆15番(福田讓君)  そうですね、分かりました。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  ほかに質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  以上で、3款から4款までの質疑を終わります。 続いて、歳出、5款労働費から7款商工費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) 続きまして、5款労働費から7款商工費について御説明申し上げます。 142ページをお願いします。 5款労働費1項1目労働諸費の説明欄2地元就職促進事業負担金は、地元への就職促進を目的とした合同企業説明会の開催に対する負担金で、3の新宮市生涯現役促進地域連携事業につきましては、令和元年度からの3年間、国の委託により、生涯現役促進地域連携協議会を事業主体として、総合相談窓口の設置や中高年齢者及び企業向けセミナー、スキルアップセミナーの開催等を実施してきましたが、令和4年度より市の単独事業として、特に実績のあった総合相談窓口を継続し、よりきめ細やかな相談業務を行うものであります。 144ページをお願いします。 6款農林水産業費1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体等の負担金や事務費等、経常的な経費であります。 147ページをお願いします。 3目農業振興費の説明欄4野生鳥獣被害防止事業は、野生鳥獣の捕獲手数料として、猿100頭、イノシシ100頭、鹿200頭分などの見込み計上のほか、農地被害防御用の器具購入に対する助成等で、説明欄9のため池調査事業につきましては、令和2年10月1日のため池特措法施行に伴い、県において、防災重点農業用ため池防災工事等推進計画が策定されたことを受け、令和3年度に全4か所のハザードマップ作成と1か所の劣化状況評価を実施し、本年度において、残り3か所の評価を行うものであります。 4目農地費は、主には農業用の用排水路、農地等を維持、改良するための経費で、用排水路整備は、説明欄4の根地原佐野川線改良、農道整備につきましては、説明欄5の里高田地内の整備及び説明欄6の農道切杭線の舗装を予定しております。 5目地籍調査費の説明欄3地籍調査事業費では、新たに三輪崎一丁目地区の1地区において、一筆地調査及び測量業務に着手する予定であります。 148ページをお願いします。 6目中山間地域施設費は、高田グリーンランド関連施設のほか、小水力発電所及び飲料水供給施設11施設の維持管理に要する経費であります。 150ページをお願いします。 2項1目林業総務費は、各種団体の負担金や事務費等経常的な経費の計上であります。 2目林業振興費の説明欄6熊野材需要拡大事業補助金は、熊野材の需要拡大を図るため、新築、増改築を対象に、1立方メートル当たり2万円以内、1棟当たり30万円を限度として補助するものであります。また、森林環境譲与税の活用事業として、7の森林経営管理間伐業務は、令和3年度に作成した経営管理権集積計画に基づき間伐等を実施するもので、8の新宮市森林環境基盤整備事業については、災害に強い森づくりを目指し、森林の多面的機能を発揮させるため、間伐の実施やそれに係る作業道等の復旧を実施する団体に対し、補助金を交付するものであります。 3目天台烏薬推進事業費は、天台烏薬の苗木育成や圃場の管理、摘取り作業などに要する経費で、4目林道管理費は、林道の維持修繕に係る経費であります。 153ページをお願いします。 5目林道新設改良費の説明欄1林道上地平瀬線開設事業は、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ林道の開設事業で、本年度は延長200メートルの区間を実施するものであります。 6目市有林管理費は、下刈りや枝打ち、支障木伐採などの市有林管理に係る経費であります。 7目治山事業費は、高田地区にある市有林の法面直下に民家が存在することから、崩壊を防止するための治山事業を実施するものであります。 154ページをお願いします。 3項1目水産業総務費は、職員人件費と経常的な事務費の計上であります。 2目水産業振興費の説明欄1浅海増殖事業補助金は、三輪崎漁業協同組合が実施するイセエビ、アワビ等の放流事業に対する補助で、3の磯根漁場再生事業については、近年の海水温上昇や食害による磯焼けが進行し、磯根漁場を取り巻く環境悪化が急速に進行していることから、高水温耐性海藻の使用や食害対策など、磯根漁場再生への取組を進めるものであります。 3目漁港管理費は、主には漁港施設や交流施設の維持管理費及び海水浴場の管理に要する経費であります。 158ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費は、中小企業者の負担軽減のための利子補給制度や商店街の活性化、にぎわいの創出等を目的とするもので、説明欄2の新宮市新規開業資金利子補給補助金は、新規開業者が融資を受けた際の利息の一部を助成するもの、そして説明欄6の新宮市商店街空店舗対策補助金については、家賃や改装費に対する補助金であります。また、8の新宮市プレミアム付商品券発行事業は、新型コロナウイルス感染症に関する施策として、市民の生活支援や市内経済の活性化を目的に、40%のプレミアムを付加する新宮市独自の商品券を発行するもので、9の新宮市ビジネスチャンス支援事業については、市内中小企業者等の販路拡大及び需要開拓を促進し、ビジネスチャンスの創出を図るため、展示会や商談会等への出展に係る対象経費の2分の1以内、20万円を上限として補助するものであります。また、説明欄16の新宮市地域公共交通活性化協議会負担金は、地域にとって望ましい公共交通網の姿を明らかにする地域公共交通計画を策定する当該協議会に対し、必要経費を補助金として交付するものであります。 160ページをお願いします。 2目企業誘致対策費は、旅費など誘致企業に対するフォローアップ等に必要な費用、関係団体などへの負担金や新宮港第二期工業用地の維持管理に要する経費等であります。 3目観光費は、主には観光関連施設の維持管理経費のほか、地域の魅力発信など観光客の誘致促進を図るもので、説明欄1の熊野川川舟運航事業補助金は、一般財団法人熊野川町ふれあい公社に対する川舟運航事業を支援するための補助金で、本年度は、瀞峡めぐり事業に係る初期費用及び船頭育成事業に対する補助も含まれております。 163ページをお願いします。 説明欄5のサイクルツーリズム推進事業は、信金中央金庫様からの企業版ふるさと納税寄附金を財源として、コロナ禍での人の接触、3密回避に有用な自転車観光の推進を図るため、電動サイクルをレンタサイクルとして導入し、市内周遊による誘客促進と、ナショナルサイクルルートである太平洋岸自転車道や県の自転車施策と連携した取組を進めるものであります。 165ページをお願いします。 説明欄16の地域活性化起業人活用事業は、国の地域活性化起業人制度を活用し、3大都市圏所在企業の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を生かし、地域独自の魅力や価値の向上、地域経済の活性化に取り組むもので、観光協会を主体とした活動に従事していただき、観光振興分野への取組を展開するものであります。 166ページをお願いします。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費などに対する繰出金であります。 以上、5款労働費から7款商工費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(榎本鉄也君)  先ほどの3款民生費中、福田議員の質疑について、当局より答弁の申出がありますので、これを許可いたします。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地より、先ほどの福田議員による質疑に対してお答えいたします。 和歌山県下、30市町村のうち、新宮市の保護率は4位となります。上位です。 1位が和歌山市、続いて串本町、御坊市に次いでの4番目の高さとなっております。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  それでは、ただいまの5款労働費、142ページから7款商工費、167ページまでの質疑を行います。 14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  151ページ、天台烏薬育成事業。これ使われやるいうんかな、用途やね。石けんやったかな、天台烏薬の石けんやったか、あれ売っているの。駅のところの徐福公園で売っているの、これ天台烏薬入ったあたんやな、あれ。今、俺も使うているんやけれども。天台烏薬の石けん、これ使てんのやろうこれ。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 天台烏薬の葉っぱを原材料として、石けんでしたり徐福茶の茶葉の販売をしてございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  これ、大分やっぱりそういうような用途で使われているの。どのぐらいの金額で売れているの。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  石けんにつきましては、徐福協会で作っているものではございませんで、一般の民間の会社が作っているものでございまして、それを徐福公園でも販売をさせてもらっているというものでございますが、議員おっしゃられるように定期的に購買される方も多いというふうに聞いてございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  俺も使ってんのやけれども、確かに頭にイボができとったのが治っていったんや。消えていってん。それは、向井副市長が1回そういう話をたしかここでしてたかな。何かの委員会で効き目あるいうの聞いたあたんで、確かに効いたんよ。それが大学の先生が言うたんかな。お医者さんが言ったんや。向井副市長がおっしゃられてたんでしたかね、ちょっと忘れました。たしか聞いたように思う、そういう話。 ◎副市長(向井雅男君)  東京のお医者さんが、この徐福の石けんを自分の患者さんに推奨しているというお話を伺って、その先生にお会いしたら、石けんを毎日使うことで顔のそういった今イボとおっしゃいましたが、そういったものが取れるということも含めた中で、その先生のお話をお伺いした経緯がございます。 ただ、それ以降、先生の所在が少し分からなくて、その後コンタクトを取っていないんですが、そういった中で、美容石けんにしては値段も安くて、使われている方が多いというふうに。今でも僕も使っているんですが、多いというふうには伺っております。 ◆14番(屋敷満雄君)  これお菓子には新町の福田屋さん、去年亡くなられたんだけれども、彼がもうかなり勉強されて、僕も彼に怒られたことがあるんやけれども、これやっぱりルートを何とかそういうように、効果、効力があるんやったら、今そういう時代やから。それを何とかしてやっていっていただきたいんです。 以上です。 それで次が、153ページ、これ林道上地平瀬線というのかな、これも毎年予算に載ってくるんやけれども、どの辺ぐらいまで進捗しているの、これ。何年ぐらいかかるの、あと。どこからこれスタートしてどこが終わるの、これ。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  農林水産課、下地よりお答えさせていただきます。 総延長なんですけれども、8キロでございます。それで、実際に全体長すみません、5,353メートル、幅員3.5メートルで実施しております。 ただ、国費50%、県費10%でやっておるんですけれども、現状では、令和3年度では、1工区1,476メーター、2工区で1,331メーター、計2,807メーターで、進捗率は53%という状況であります。 ◆14番(屋敷満雄君)  それなら5年ぐらいかかるの。もっとかかるのか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  順調にいけば5年では完成できると思うんですけれども、いかんせん山の法面の土質がよくない状況がありますので、はっきり何年とはちょっと言い切れない状況であります。一生懸命やっているのはやっております。 ◆14番(屋敷満雄君)  一生懸命やらして。 次が、155の三輪崎の浅瀬や漁場か。これ本当に磯焼けでヒジキがなくなったし、ほいでアワビのワカメいうの、それがもう波立ったら海岸にぶち当たったのか、全然上がってこんので、去年の水揚げ高というの、アワビとイセエビなんか影響出ているの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  確かに磯焼けというのは全国的に言われております。黒潮の蛇行が5年ぐらい前からずっと南のほうに行っているという状況であります。 ただ、県下どこも磯焼けしている状況なのですが、今、磯焼けに強い海草を実験的にしていこうという状況で、今漁協と相談しながら進めている状況であります。 ◆14番(屋敷満雄君)  やっぱり餌になるの、アワビの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  恐らくイセエビの小さいイセエビとか稚貝がついて、餌にはなると思います。 ◆14番(屋敷満雄君)  北海道なんか、キャベツか白菜やったかな、餌に海の栽培か養殖かやられるいうのをこの前テレビで見さしてもらったんやけれども、そういうことはこっちのほうはできないのかな。そういうこと話ないのか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  現在そういう話はございません。 ◆14番(屋敷満雄君)  はい、分かりました。 157かな。今回は海水浴場は2年間ぐらいやっていないのかな、三輪崎の。今年の予定はどうなの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  3年間海水浴場はやっていない状況であります。 また、今年につきましては、コロナの状況を、また区、また漁協と相談しながら考えていきたいと考えております。 ◆14番(屋敷満雄君)  コロナ次第やね。 159、16番……。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  すみません、先ほど3年間と言ったが2年間で。すみません。申し訳ないです。 ◆14番(屋敷満雄君)  新宮市地域公共交通活性化協議会負担金、これはどういうことの話をする場なの。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 新宮市地域公共交通計画というものにつきまして、令和2年11月に策定することが国で努力義務化をされております。この計画策定に係る補助金ですとか、これまで市でいただいております地域公共交通確保維持改善事業、フィーダー系の補助金の交付対象が、この法に基づく協議会への交付ということになることから、本市においても新宮市地域公共交通活性化協議会というものを設置して、各計画を策定していくというものでございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  具体的に電車、バス、何が該当になるの。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  電車、バス、タクシー、交通系全てを含むということになります。 ◆14番(屋敷満雄君)  161ページ、川舟ね、補助金。今、動いているの、川舟。 ◎住民生活課長(勢古口千賀子君)  熊野川行政局住民生活課、勢古口より答弁させていただきます。 川舟下りは、3月から11月運航しておりますので、今回につきまして3月4日から運航開始予定となっております。 3月4日に予約が入っておりますので、その日から運航開始となっております。 ◆14番(屋敷満雄君)  川舟を造らんと、新舟が2隻、協力金で、ダムの、造ることになっとったのは、もうできたの。 ◎住民生活課長(勢古口千賀子君)  今年度に2隻造ることができました。 ◆14番(屋敷満雄君)  完成しているの。 ◎住民生活課長(勢古口千賀子君)  はい、完成しております。 ◆14番(屋敷満雄君)  下の観光看板、どんな看板を作るの、どこへつけるの。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 令和4年度につきましては、市内から高野坂のほうへ向かうところの看板が、まだ分かりにくいというところもありますので、令和4年度についてはそこを中心に整備していく予定にしてございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  200万円といったらかなり大きな看板やけれども、大分大きなことを考えているのか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  設置する場所にもよりますけれども、大きさ的には幅60ぐらいのものだったり、高さが2メートル弱ぐらいのもの、昨年度から割と統一感を持たせた看板を設置させていただいておりますが、それを継続して設置していくというものでございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  一気にやるものちゃうやろうな、そんなもん。60センチの2メートルぐらいのもの。何個も作るいうこと。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  来年度につきましては、4基設置する予定にしてございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  久保議員。 ◆9番(久保智敬君)  今、屋敷議員も出ていましたが、159ページの新宮市地域公共交通活性化協議会負担金900万円、今、JR、タクシー、バス、それらの方々が集まっていただいての協議会だと思うんですけれども、900万円のその中身の内訳をちょっと教えてください。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 この計画につきましては、新宮市の地域にとって望ましい地域旅客運送サービスの姿を明らかにするというのが、一番大きな問題になります。現在、熊野川町のデマンド交通であったり、高田地区での再編の計画も進めておりますけれども、市域全体の交通の在り方というものを広く長く協議していくというものでございます。 計画の策定の中におきましては、現状の分析だったりですとか、乗車アンケート、乗車実績の分析、そして計画書の策定というところを考えてございます。 ◆9番(久保智敬君)  それにはコンサルを入れるんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  一部の業務については委託する予定にしてございます。 ◆9番(久保智敬君)  それを含めての900万円なんですね。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  今回予算計上させていただいている900万円というのは、基本的に委託業務をしていただく金額全体を900万円としてございます。 ◆9番(久保智敬君)  結構、協議会に対して900万円も要るんかと思いやったんで、ちょっと聞いてみたんです。 それと、163ページのサイクルツーリズム推進事業、この新しい事業なんですけれども、今回これは、ふるさと納税を利用してこれをやろうということなんですけれども、県は割とサイクルロードとかって力を入れていると思うんですけれども、そういう流れがあってこれができたのか、それとも企業のほうからこれをやってほしいということでこれを上がってきたのか、どうでしょう。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  こちらの事業サイクルツーリズムにつきましては、ウィズコロナ、アフターコロナを見据える中、新宮市においても新しい観光施策としてやっていきたいということは、以前から計画をしてございました。 そのような中、今回信用金庫から寄附のお話もいただく中で、新宮市として提案をさせていただいて採択をいただいたということになります。 ◆9番(久保智敬君)  ということは、この新宮市内に県のサイクルロードを造ろうとかって、そういう動きはないんですね。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  新宮市内といいますか、市内を含めました太平洋岸自転車道というものが整備されております。これ千葉県の銚子市から和歌山市まで約1,500キロ弱の距離になりますけれども、これがナショナルサイクルルートということで、国の自転車観光のルートとして全国6か所を指定されておりますが、その中の一つとしてこの辺りも指定をされております。 その整備の一環で、国道沿いにブルーライン、青い線を引いていたり、サイクリングコースの矢印をこのコース上ずっと整備をしておりまして、新宮市も同様に整備しているところでございます。 ○議長(榎本鉄也君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  森林環境譲与税のことについてお伺いしたいんですが、もう今年度で3年たつと思うんですが、調査のほうは割合でいうとどれぐらい終わられたんでしょう。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  農林水産課、下路よりお答えさせていただきます。 森林環境譲与税を利用して、森林管理意向調査ということで令和元年より行っております。令和元年におきましては533ヘクタール、令和2年度には1,092ヘクタール、令和3年度には1,390ヘクタールというような結果であります。 ただ、回収率というのが50%の回収率となっておりまして、宛所不明でありますとか返信が来ないという状況で、今努力しているところでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  割合でいうとどれぐらい、新宮市の今の進み具合というか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  割合なんですけれども、新宮市の森林台帳というのがあるんですけれども、その面積というのが、古い台帳なので正確な数字ではないと認識している中で、数字のパーセントではちょっと今表せない状況であります。 ◆5番(岡崎俊樹君)  あと商品券についてお伺いしたいんですが、今年度もプレミアム付商品券、発行されるということなんですが、今、分かる範囲で、いつぐらいから考えられて、あと金額とかは前回と一緒なんでしょうか。金額とかあとどこで使えるとかも含めて。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 プレミアム付商品券につきましては、予算で計上させていただいておりますとおり、プレミアム率40%を考えてございまして、今年度と同様5,000円で7,000円分の商品券を買っていただけるということで進めたいというふうに考えてございます。 利用いただける店舗様につきましては、昨年度募集をさせていただいておりますので、基本的にはその事業者様に引き続き御協力をいただきたいということと、改めて新規の募集ももちろんさせていただきたいというふうに考えてございます。 事業実施時期につきましては、印刷等の関係もございますが、去年は7月から始めておりますので、それまでには始められるかなというふうに考えてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  同じ時期ぐらいで、ちなみに期間も同じぐらいで考えられていますか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  利用期間につきましても来年の1月末ぐらいまでを考えてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 あと、地域活性化起業人活用事業についてお伺いしたいんですけれども、先ほどちょっと説明あったと思うんですけれども、これは観光協会、これは何かコンサルに入ってもらうということですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  地域活性化起業人につきましては、こちらは3大都市圏に所在します企業さんの社員を一定期間受け入れまして、そのノウハウや知見を生かして地域独自の魅力や価値の向上、地域経済の活性化に取り組むというものでございまして、総務省がやってございます地域活性化起業人制度を活用するというものでございます。 なお、経費につきましては特別交付税の措置になっております。 本市におきましては、観光振興分野において募集をして、体験型メニューの造成、旅行商品の造成、受入れ態勢等の構築等の活動に従事していただきたいというふうに考えてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  企業とか決まっているんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  こちらにつきましては公募ということになりますので、現在決まった企業等はございません。 ◆5番(岡崎俊樹君)  その一定期間というのは、何か月来てもらうとか、例えば月に1週間とかそういうのを1年間とか、それもまだ全然分からない範囲ですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  この制度につきましては、6か月から最大3年間、もうそこに派遣をしていただくということになりますので、私どもとしましては長い期間しっかり入っていただきたいというふうに考えてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  では、そこに6か月であれば6か月新宮市にいていただく。なるほど分かりました。ありがとうございます。 ○議長(榎本鉄也君)  2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  重複する分を省きまして、159ページから二つだけお聞かせください。 プレミアム付商品券発行事業、今岡崎議員も聞かれたので、5,000円が7,000円というふうなのは理解しました。 ただ、前に私、これ一般質問で言うべきことなのかも分かりません。もう申したと思うんですけれども、5,000円が7,000円、1万円買ったら1万4,000円、ありがたいんやけれども、買えんのやよという人がおられる向き、お話もさせてもらったと思うんですね。今、同内容で、私、プレミアム付商品券は肯定派です。少しでも購買意欲を高めてもらうという意味においては肯定はいたしますけれども、金額の在り方とか、もう少し御一考いただいても、同じことをやってもまた購入率が、ともすれば下がってしまうんじゃないかと思いますので、それを1点申し上げたかった。 それと、昨年この159ページのところだったと思うんですけれども、住宅リフォーム助成事業というのがあったと思うんですが、今年はこれは予定はないということですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 先にリフォームのほうにつきましては、新年度当初におきましてはコロナに関する経済対策としましては、商品券をメインにやっていきたいということで、予算の計上はさせていただいていないところでございます。 商品券の販売の在り方についてでございますけれども、これにつきましては、予算計上時に部長、市長、副市長とも種々協議をさせていただきましたけれども、現時点では昨年と同じ制度で進めさせていただければということで、協議をしたところでございます。
    ◆2番(大坂一彦君)  同じことになりますけれども、なかなかその5,000円、1万円が、ありがたいんやけれども買いたくても買えんのやよという御意見を聞くので、改めてお伝えして、以上にします。 ○議長(榎本鉄也君)  3番、大石議員。 ◆3番(大石元則君)  少し順番に質疑させていただきます。 まず、145ページ、農業委員会についてなんですけれども、農業委員会の積極的な取組によって協力者も増えております。ただし、いまだになかなか耕作放棄地、協力してもらっていない部分もあると思うんですけれども、当局はその点について、今後どういう取組をなされるのか、その一端なりともお聞かせください。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  農林水産課、下路よりお答えさせていただきます。 耕作放棄地が増えているのは現実理解しているところであります。ただ、耕作したいという方と、土地を農地を貸したいという方のマッチングというのを進めている状況でございます。 ◆3番(大石元則君)  難しいのは、本当に農業用に放置されているんやったらそういう道も開けるんですけれども、ある意味なかなか協力してもらえないところは、別にまたあると思うんですけれども、その辺ちょっと取組が難しいように思うんですけれども、例えば住宅地にするために地主がそのまま放置されている、手入れされていないというような案件もあると思うんですけれども、ちょっと立ち入った話になると思うんですけれども、その点についてはどう理解されているんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  農業委員会といたしましては、適正な農地は農地として残していく。優良農地という格好でしています。ただ、荒らしているところについても、草を刈ってくださいとかそういう依頼を送付させていただいている状況なんですけれども、所有者の方が同意してくれないという状況も多々あるのは現実でございます。 ◆3番(大石元則君)  要は、どういうふうな協力を取付けに行っているのかなというのをちょっと聞きたかっただけで。そこのところをお聞かせいただければありがたいんですけれども。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  先ほど申したように、そういう荒らしているところについては、草刈りをしてくださいというような案内を出して協力依頼をしている状況でございます。 ◆3番(大石元則君)  担当課の域を少し超えるかも分かりませんが、今後の取組に期待したいと思います。 次に、149ページの高田グリーンランドの施設の件なんですけれども、なかなかコロナ禍において集客が難しいように思うんですけれども、現状はどうなっておりますか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  やはりコロナ禍で集客というのは落ちているのは現状でございます。 また、生涯学習課と協力して合宿誘致とかそういうのもしていただいているんですけれども、やはりこのまん延防止等の関係でキャンセル等が出ている状況でございます。 ◆3番(大石元則君)  なかなか指定管理で維持していくには厳しい条件もあるかと思いますけれども、ここには備品の、例えば修繕を要するようなことがあれば、担当課はそういった面にも助成はされておるんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  昭和58年4月に高田グリーンランドの始まりということで、かなり老朽している施設でございます。ただ、令和2年、令和3年度においても高圧受電機の工事を行って、安心して宿泊できるような状況にしていくように努力しているところでございます。 ◆3番(大石元則君)  ちょっと細かいところなんですけれども、なかなか集客が難しかったら維持をするのに大変なところもあると思うんですけれども、例えば大きな冷蔵庫が故障したときには、なかなか修繕には踏み切れない部分もあると思うんですが、そういう細かい部分についてもこういう状況の中で対応されているのかどうか、その点についてはいかがでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  農林水産課としては、できるだけのことは対応したいと考えているところでございます。 ◆3番(大石元則君)  了解です。 あと1点だけ農林水産業費のほうで残っていたのが、147ページ、その他農業用施設修繕について、内容的にはどういうことなんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  農業用施設の維持管理ですけれども、耕作者の方、また農業実行委員会の団体から、ここをこうしてほしいという要請について、極力対応していくような状況で考えております。 ◆3番(大石元則君)  なかなか294万5,000円の予算でどこまで対応できるか、これからの手腕が問われるところなんですけれども、例えば農業用水がかなり傷んできている状況もあるんですけれども、例えば集約的に耕作されるところは積極的に取り組まれるべきところもあると思うんですけれども、当局は、その点把握されておるんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  順次対応していきたいと考えています。また、県の補助をいただけるような事業で対応できればなと考えているところでございます。 ◆3番(大石元則君)  異常気象の昨今でございますので、積極的な取組をお願いしておきたいと思います。 159ページ、皆さん質疑されているんですけれども、1点だけ、地域公共交通活性化協議会の負担金なんですけれども、900万円、当局は費用対効果というか、どういったところにその効果を求めているのか、1点だけお聞かせください。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中よりお答えをさせていただきます。 先ほども説明をさせていただきましたが、この地域公共交通計画の作成というものにつきましては、国の努力義務ということになってございまして、計画を作成していく必要があるというふうに考えてございます。 それにつきましても国の補助金をいただけるんですけれども、2分の1を予定してございますが、それにつきましても交付先は協議会を設置し、法定協議会であります新宮市公共交通活性化協議会をつくらないといけないということになってございます。そういうところでも補助金の歳入が見込めるということ。 先ほども説明をさせていただきましたが、今後、フィーダー系のバスの補助金につきましてもこの協議会に入るということになりますので、今年度策定につきましては900万円の計上をさせていただいてございますが、国庫補助が毎年いただけるという点においては、つくる利点は当然あると思います。 また、計画を策定することによりまして、新宮市全体の交通事業者が一緒になって計画を策定をしていきますので、目指すべき公共交通の在り方というものについて議論が深まるものというふうに考えてございます。 ◆3番(大石元則君)  国庫事業、国の事業というのもよく分かるんですけれども、新宮市としては、どういった期待を持たれているのか、その点いかがでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  バス、タクシーだけではなくて、鉄道事業者等にも入っていただきます。一部熊野川町ですとか高田で計画がもう既に始まっていたり、計画をしているところもございますけれども、新宮市全体としての公共交通の在り方について計画を策定していくというのは、初めてになるのかなというふうに思いますので、そういう意味では、目指すべき地域政策の在り方というものについて、計画が策定されるものというふうに期待をしてございます。 ◆3番(大石元則君)  次、17ですけれども、移住支援事業補助金とあります、地方創生でもって。この点についてはいかがなんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  この移住支援事業補助金につきましては、東京圏一極集中の是正、そして新宮市への移住定住促進及び中小企業等におきます担い手不足解消のため、東京圏からの移住者に対して補助金を交付させていただくというものでございます。 ◆3番(大石元則君)  具体的にはどうなるんですか、交付金は。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  御家族世帯で移住された場合につきましては100万円、単身で移住された場合につきましては60万円を補助させていただくというものでございます。 ◆3番(大石元則君)  東京限定ということなんでしょうけれども、実績はいかがですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  昨年度はゼロ件でございました。今年度についても申請はない状況でございます。 ◆3番(大石元則君)  これは東京でなければいけない事業なんでしょうか。あえて質疑しておきます。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  これにつきましては、新宮市独自でやっている事業ではございませんで、和歌山県をはじめ全国各地でやっている事業で国の施策でございます。 先ほどの世帯ですと100万円の補助金というふうに説明させていただきましたが、このうち国から2分の1、県から4分の1の補助をいただいてやるという事業でございまして、和歌山県におきましても県内各地で事業を実施しているところでございます。 ◆3番(大石元則君)  分かりました。市単独でやる予定はございませんか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  企画政策部、新谷からお答えいたします。 今、国のこういった制度をまずは最大限に活用させていただきながら、これから人口減、著しく進んでおりますので、そういった少子化対策等いろんな問題もありますので、市独自としては、今後いろいろ議論を重ねた上で、市の財源を使わせていただきたいとそのように考えております。 ◆3番(大石元則君)  移住に関することなので、幅広く検討していくべき問題だと思いますので、今後の審議に期待したいと思います。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  この際、議事運営の都合により、あらかじめ本日の会議時間を延長いたします。 5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  1点だけ商工観光課にちょっとお伺いしたいんですが、以前、毎年コンサルに頼んでいるという話あったと思うんですが、もう今はこの予算見た限り分からないんですが。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  以前の業務が終わった時点で、今の関係性は切れた状態になってございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  今はもう頼んでいないということでよろしいですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  今の予算にもうございません。当然いろんな形での我々としても指導を受けていない状況にございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみに、今後も考えていないのか。先ほどの起業人活用事業とかを活用して、今後、観光をやっていこうかなと今お考えなんですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  それはまた、先ほど課長申し上げましたように、新たに公募をしまして、適正に、もし複数ある場合はそういった形で要項をつくりまして、厳正に審査をして選定するという過程を踏みますので、以前、議員御指摘の企業とは全く関係ない状況の中で、新たに入っていただく企業を選定していくとそういうプロセスでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。こういった新しい政策というか事業で、また地域活性化できるように、よろしくお願いします。 ○議長(榎本鉄也君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  1点だけお伺いします。 159ページの新規開業資金利子補給補助金であったりとか、あと商店街を使っての空き店舗の補助金、ビジネスチャンス、新規開業にぎわい支援事業、繁盛店づくりとか、商店街や個人の開業される方に対しての支援がたくさん本当に手厚くされていて、とてもこれはうれしいことなんですけれども、そのうちで、この空店舗対策補助金を使って開業していただいて、継続していただかないとやはり意味がないと言ったらおかしいんですけれども、やっぱり継続していただかないといけないと思うんですけれども、このコロナ禍の中でそういうふうに今この時期に、国の補助金とか給付金とかもあって、お仕事の業務の内容を変えて新たにするときには、またその支援金があったりとかもするので、そういうふうにお仕事の展開をされる方もいらっしゃるとは思うんですけれども、今、この空き店舗を使った補助金を使って、今申請というのは、このコロナ禍になってからの状況ってどうなんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課からお答えをさせていただきます。 まず、商店街空店舗対策補助金につきましては、今年度1月末の途中ですけれども、新規というか改装して入られるということで補助を申請された方は2件ございまして、現在相談も1件受けているところでございます。 これは商店街に限らずですけれども、市内で開業される場合の新規開業にぎわい支援事業補助金につきましては、今年度は1月末で既に8件の申請をいただいております。昨年度令和2年度は通年で5件でしたので、その前も7件ということで、今年度につきましてはここ数年の中では多い申請をいただいているところでございます。 空き店舗につきましては、継続してお店をやられているからということでございますが、これまで補助させていただいた事業のうち、3分の1強ぐらいは現在も続けられているというふうに考えてございます。一部は、市内ですけれども移転をされて、引き続き店舗を営業されている方がいらっしゃるというふうに把握してございます。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。3分の1の方が継続していただいていることで、本当に経営というか、お店をするってすごく大変難しいことだと思うんですけれども、このようにまちの活性化、にぎわいにもつながることですし、地域の経済にも直接結びつくものの政策でありますので、やはりこういった方に補助金を使っていただいてスタートしていただいたのですから、その後のフォローもお願いしたいのと、あと繁盛店づくり推進事業であったりとか、あと商店街の活性化イベント補助金であったりとか、そういったことを利用していただいたメリットであったりとか、結果というか、その後のそういったこともちゃんとリサーチというかしていただいて、どういったところがやっぱり成果につながるのかとか、そういったことも研究していただいて、このせっかくの補助金を有効に今後も使っていただければうれしいなと思いますので、そこのところをよろしくお願いしておきます。 以上です。 ○議長(榎本鉄也君)  9番、久保議員。 ◆9番(久保智敬君)  一つだけ確認させてください。 先ほど移住支援のほうで、東京圏からの移住者に対してと言われた。これはIターンのみ、Uターンは駄目。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  商工観光課、峪中からお答えをさせていただきます。 要綱上はUターンは駄目という規定はございませんので、要綱で移住直前10年間のうち、通算5年以上東京圏に住んでいるとか幾つか要件はございますけれども、Uターンでも対象になるというふうに考えてございます。 ◆9番(久保智敬君)  そしたら、今もう既に何か月か新宮市に住所を移した方でも、これは申請したらいける。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  すみません、こちらにつきましては、帰ってこられてどの会社に入ってもいいということではございませんで、和歌山県がマッチングサイトに移住支援金の対象として掲載している求人に対して、新規募集をするということがまず前提になってございます。 ◆9番(久保智敬君)  求人をしていなかったら駄目という、そこを確認しなきゃいけないですね。分かりました。 ○議長(榎本鉄也君)  以上で、5款から7款までの質疑を終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(榎本鉄也君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後5時00分...